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日语趣味阅读:漫谈日本的雪见文化

信息来源:网络  发布时间:2016-03-30
  今天给大家带来的是日语趣味阅读:漫谈日本的雪见文化小编每天会为大家带来几篇日语阅读资料,为中日双语,多多利用日语材料可以扩大知识面增加对日本这个国家的理解,进而可以帮助我们提高日语阅

  雪景色を楽しむという感覚は、今の東京人にはあまりない。雪が降ったから雪見に出かけよう、ということはまずないだろう。スキーや温泉に出かけるにしても、雪景色は二次的なものだ。その点、江戸の人々は実にうまくこの自然現象との付き合い方を心得ている。花見や月見と同じように雪見を楽しんでいた。

  今天的东京人是不怎么有闲心去欣赏雪景的。下雪啦,出去赏雪去,像这样的邀请大概是不会有的吧。尽管也会去滑雪或泡温泉,但雪景不过是附带看看的。在这一点上,江户时代的人们对与自然交流的方法实在是了如指掌。如赏花、赏月一样,赏雪也是他们的乐趣。

  この図会は料亭での雪見の宴を描いたもの。場所は深川の富岡八幡宮境内にある高級料理屋「二軒茶屋」。なかなか豪勢な酒宴だ。庭や手前の松には程よく雪が降り積もっている。

  这幅图描绘的就是高级餐馆的赏雪宴。地点是在位于深川富冈八幡宫内的高级料理店“二轩茶屋”。实在是一场奢华的酒宴。庭院、近处的松树上白雪皑皑,堆积得恰到好处。

  話がそれるが、図中の人間関係を想像してみると面白い。宴の主らしき人は立派な火鉢を前にして背中を庭に向けている。対面の大男に雪見酒を振る舞っている様子だ。何でまたこんな大きな杯で酒を飲んでいるのだろう。どうも風体からしてお相撲さんのよう。江戸時代、大名や有力商人はお抱えの力士がいたというから、そんな関係かもしれない。料理も立派そうだ。鯛の尾頭付き以外はよく分からないが、『江戸名所図会』文中には、「二軒茶屋と称する貨食屋(料理屋)ありて、遊客絶えず、かき・しじみ・はまぐり・うなぎの類……」と紹介されている。

  话题虽然偏离,不过试着想象一下图中的人物关系也是不乏趣味。一个看上去是宴会主人的人坐在精美的火盆前,背朝着庭院。坐在他对面的大块头男子,似乎正在豪饮赏雪酒。为什么要用如此大的酒杯饮酒呢?从打扮上看,他可能是一位相扑力士。在江户时代,大名或富有商人一般会有自己赞助的力士,所以画中的两位或许也是这样的关系。再看看料理,似乎也十分丰盛。虽然除了鲷鱼的尾头以外其它看不清楚,不过《江湖名所图绘》上的文字描述道,“有家名为‘二轩茶屋’的料理店,游客络绎不绝,(菜品有)柿子、蚬贝、蛤蜊、鳗鱼等等”。

  取り巻きの人にも注目したい。周りにはべるは深川芸者、左奧には太鼓持(たいこもち)がいることからも、かなり豪華で立派な酒宴といえるだろう。太鼓持とは料亭や遊廓の酒席を盛り上げる芸人のこと。なぜか、美しい雪景色を見ている人は誰もいない。

  围绕周围的人也值得注意。侍坐在周围的是深川的艺妓,左边靠里有位“太鼓持(手持太鼓的艺妓)”,从这点来看,这也确实称得上是一场豪华奢侈的酒宴。“太鼓持”指的是高级料理店或妓馆的酒席上助兴表演的艺妓。不过不知为什么,谁也没有观赏这一片上好的雪景。

  このような贅沢な雪見ができたのはごく一部の富裕層に限られたが、庶民は庶民の雪見のスタイルがあった。雪景色を見るだけなら基本的にタダである。江戸には雪見の名所といわれる場所があり、冬の行楽として雪見に出かけたようだ。

  能举办这样一场奢侈的赏雪派对的,只能是少部分富裕阶层,而平民们自有平民风格的赏雪。仅仅是观赏一下雪景的话,基本都是不花钱的。江户有好些赏雪的胜地,人们为赏雪出行,以作冬日里的休闲。

  隅田川の周辺、上野、不忍池、湯島、道灌山、日暮里の諏方神社、飛鳥山、愛宕山など。眺望のよい小高い場所が好まれた。面白いことに、雪見の名所は月見の名所と重なることが多い。江戸での雪見が人気だったのは、雪見をテーマにした広重の浮世絵、数多くの図会などが残されているのをみても分かる。

  隅田川附近、上野、不忍池、汤岛、道灌山、日暮里的诹方神社、飞鸟山、爱宕山等等都是赏雪地。尤其是稍高一点的地点,眺望豁然开朗,因而受人们喜爱。有趣的是,赏雪胜地中,不少也都是赏月的好去处。描绘赏雪为主题的广重浮世绘、或众多的名所图绘传流至今,由此也可见江户的赏雪是如何受人们喜欢了。

  今では想像できないが、江戸の人々の雪見はごく一般的なことだった。名所に出かけるのもいいし、隅田川に雪見船を浮かべて雪見を楽しむという手もある。長屋の猫の額ほどの裏庭に降った雪を見ても、それはそれで雪見だったのではないだろうか。そんなこと、ぜんぜん風流じゃないという人もいるだろうが、江戸の人々はそこに風流を感じ得たと思う。四季を無理なく受け入れ、楽しみ、自然現象を自然に享受できる能力と精神構造を持ち備えていたのだった。

  虽然今天我们很难想象,但在江户时代,人们观雪赏雪却是很平常的事。即能前往赏雪地,也还能泛舟隅田川,欣赏雪景。即便是降在长屋狭窄后院的积雪,看上两眼不也算是赏雪之举吗?或许有人觉得,这样做一点也不风雅嘛。而在江户人看来,却是自有风雅在其中的。因为他们有着随性接受四季,欣赏其变迁,有着自然地享受自然现象的能力和精神构造。

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