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2009年7月日语能力考二级真题读解部分。考生们在問題I 次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。答えは、1.2.3.4から最も適当なものを一つ選びなさい。
人間には、二通りしかない。まねをする人とまねをしない人。まねをする人は、まねをじょうずにする人であるとは限らない。できる、できないではない。する人しない人の、二つなのである。
まねを「する人」というのは、こういう人だ。たとえば、「犬がさ、腹を見せてさあ」と話す時に、腹を見せて、よろこぶ犬のようすを自分で楽しみながら(注1)実演する人のことである。鳥でも、虫でもいい。また、人のまねでもいい。一つのようすを、顔や手、時に体全体をつかって、再現する人である。「しない人」は、こんなものまねは絶対しない。「する人」ができる、ちょっとしたことができない。この違いはなんだろう。「しない人」は、おそらく、こういう人だと思う。
人前でそんなことをしたら笑われてしまうから、しない。(①)、(注2)プライドがあって、自分がそのときだけでも、自分以外のものになり変わること、化けることが、とてもはずかしいので、しない。
小さいときから、そういう「ふざけた」(注3)行為をすることを(注4)警戒していたので、しない。あるいは、子供のときは「する人」だったが、社会的な地位が上がるうちに、「身体表現」とは(注5)無縁になり、そのうちに、②あんなことは、(注6)はしたないと思うようになったので、しない。
でも「しない人」のほとんどは、小さいときから「しない人」であると思う。「しない人」は、その意味では③早くから「おとな」なのだ。でも、ひとりのときに「おとな」であるのは、いいことだが、みんなでいるときに、あまりに「おとな」である人は、「おとな」とは言えないと思う。もとろん、「する人」ばかりいても困るけれど、「する人」は「しない人」より心が自由であることはたしかだ。いつまでも自分をにぎりしめていない人だから。
まわりを見渡すと、「しない人」が最近は多いように思う。(注7)自己愛が進んでいる(注8) 証拠であろう。「ひとつ」しか自分の姿をもっていないためだろう。話していることのなかみや考えはとてもやわらかいのに「しない人」がいる。ほんとうは心がそれほどやわらかくないのだと思う。これからも「しない人」はずっとしないだろう。人が体をつかって、たとえちょっとしたことでも何かを表現するとき、その場の空気は明るくなる。光が広がる。それによって世界が、具体的に見え出す。⑤自分の体は、自分だけのものではない。もっとひろい場所に置かれたものである。使いようによっては、みんなのものにもなるものなのである。⑥それは自分にとっても、まわりの人にとっても、いいことであり、楽しいことなのである。でも「しない人」はしない。
慌川洋治『忘れられる過去』による)
(注1) 実演する:実際にやって見せる
(注2) プライドがある:自分にほこりを感じている
(注3) 行為:行動、行い
(注4) 警戒する:ここでは、しないように気をつけている
(注5) ~と無縁になる:~をしなくなる
(注6) はしたない:みっともない
(注7) 自己愛:ここでは、自分を大切にしようと思う気持ち
(注8) 証拠:本当であることを示すもの
問1 本文中の、まねを「する人」はどんな人か。
1. どんなことでも上手にまねができる人。
2. 犬や鳥や虫ほかの人のまねができる人。
3. 喜ぶ犬のようすを見てそれを楽しむ人。
4. 自分がみたようすを体を使って再現する人。
問2 ( ① )に入る最も適切な言葉はどれか。
1.ただし 2.あるいは 3.ところが 4.したがって
問3 ②「あんなこと」とはどんなことか。
1.社会的な地位があがり、身体表現に消極的になること。
2.自分以外のものになり変わる、そのまねをすること。
3.ブランドがあり、ふざけた行為をすることを警戒すること。
4.おとなになってからも、ものまねをしないようにすること。
問4 ③「早くから『おとな』」である人はどんな人か。
1.子供なのに自分を握り締めていない人。
2.子供なのに体がおとなと同じぐらい大きい人。
3.子供のときから高い社会的な地位についている人。
4.子供の時から自分以外のものになろうとしない人。
問5 ④「『ひとつ』しか自分の姿をもっていない」とあるが、その「自分の姿」とはどのようのものか。
1.他人より自分の体のことを考える自分。
2.話の中身も考えもやわらかい自分。
3.常に理想的にふるまおうとする自分。
4.自由に楽しみながら身体表現をする自分。
問6 「⑤自分の体は、自分だけのものではない」とはどういうことか。
1. 自分の体は、親からもらったものならので大事にしなくてはいけない。
2. 自分だけでなく、他の人々の自分のことを理解し大切にしてくれる。
3. まねをすることは、周りの人を楽しませ、より具体的に物事を伝える。
4. 私たちは、他の人の役に立つように生きることを考えるべきである。
問7 ⑥「それ」とは何か。
1.身体表現はみんなのものでもあること。
2.身体表現が上手にできること。
3.身体表現をしなくてもかまわないこと。
4.身体表現をしなくても理解してもらえること。
問8 本文の内容に合っているものはどれか。
1.楽しみながらまねをすることはいいことだ。
2.はずかしいのをがまんしてでもまねをすべきだ。
3.多くの人がまねができるようになってきている。
4.みんながまねをするようになり社会が明るくなった。
答案:4 2 2 4 3 3 1 1
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