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2013年12月日语能力考二级真题读解部分02

信息来源:网络  发布时间:2015-07-01

  2013年12月日语能力考二级真题读解部分02。考生们在日语备考中都会看大量资料,做大量习题来提高日语水平,可是在能力考前还是不能确定自己的掌握情况,那就让往年二级真题来帮你检测一下吧!

  問題11 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 から一つ選びなさい。

  (1)①面接の準備をする作業は自分自身を見つめ直すいいきっかけになると私は思います。自分って要するになんなんだろう?何が人と違って、どこが優れているんだろう?普段は自分自身のことをそこまで考えないでしょうが、面接に臨む(注1)ためには、自分で自分を的確に語れるようになっていなくてはダメです。それも短い的確な言葉に絞り込まなければなりません。

  新聞記事をよく見てください。太い大見出しというのは10文字以下です。あれがニュースです。世界中に起きていること、国会で起きていること、大きな事件、それらをたった10文字以下で表現しているのです。

  一日の国会でどれだけたくさんの論戦が戦わされていることでしょう。その事実だけを列挙(注2)しても新聞にはなりません。すべてを書かれても、読み手はそのすべてを受け取ることもできません。そこで記者10が膨大な事実の中からニュースと判断されるものを探し出し、たった一言でまとめてしまう、それがニュー スであり、大見出しなのです。

  (中略)

  面接で自分を語るということは②自分自身を見出しにするということです。自分の人生という長く膨大な時の流れと経験の数々、その都度(注3)、心に去来した(注4)ありとあらゆる(注5)思い、それをたったヒトコト(注6)で表現するのです。 ヒトコトなんかじゃ語れないことは分かっています。でも、ヒトコトで語らなければならないのです。

  (黒石祐治「メッセージを高める 黒石の法則」による)

  (注1)面接に臨む:面接を受ける

  (注2)列挙する:並べる

  (注3)その都度:そのたびに

  (注4)心に去来する:ここでは、心に浮かぶ

  (注5)ありとあらゆる:すべての

  (注6)ヒトコト:普通「一言」と書く

  60①面接の準備をする作業について、筆者はどのように考えているか。

  1人とは違う優れた能力を発見することにつながる。

  2自分の本当にしたいことが見えてくるようになる。

  3自分のことをありのままに語れるようになる。

  4自分のことをよりよく知ることにつながる。

  61面接と新聞の共通点は何か。

  1できるだけ多くのことを正確に伝えなければならない。

  2相手が何を知りたいかを考えて伝えなければならない。

  3伝えたいことを選んで簡潔に伝えなければならない。

  4実際にあったことだけを伝えなければならない。

  62②自分自身を見出しにするとあるが、どういうことか。

  1これまで生きてきた自分について短く的確に語る。

  2これまでの人生で感動したことを印象的に伝える。

  3自身にとっての大きな出来事をまとめて説明する。

  4自身の経験を時の流れに沿って分かりやすく説明する。

  (2) 美術館に展示(注1)してあるものに答案は一つもない。その作品をどう観るかはまったくの自由だ。もちろん、その作品を制作したアーティストの意図は存在する。しかし、それは決してただ一つの答案ではな い。作者も考えていなかったような見方、読み方ができることが芸術作品の魅力(みりょく)なのだ。優れた作品は作者の意図を軽軽々を超えて、観客の心のなかで多様な気づきを生み出していく。多様な 解釈(かいしゃく)ができることは、優れた美術作品の条件だと言ってもいい。

  しかし、日本人は、この「答えがない」ことが苦手なのだ。「美術が難しい」「絵がわからない」という声を よく聞くのは、多くの日本人が美術や絵の見方に「正確」があると思っているからである。欧米ではこうした声は聞かれない。「美術は好きじゃない」「絵には興味ない」という人はいる。しかし、「わからない」もの だと思っている人はあまりないのではないかと思う。

  ただし、「絵がわからない」と当惑(とうわく)(注記2)気味につぶやくのは大人たちだけだ。子供はそんなこ とは言わない。

  美術館で子供たちは、それぞれのやり方で作品を受け止める。(中略) 面白いと思えばハマる注記3)。思わなければ忘れてしまう。子供たちと美術の最初の出会いはそれでい いのだと思う。

  (衰豊『超(集客力)革命―人気美術館が知っているお客の呼び方』による)

  (注記1)展示(てんじ)する:並べて見せる

  (注記2)当惑(とうわく)気味につぶやく:困ったように小声で言う

  (注記3)ハマる:ここでは、夢中になる

  63 筆者は、どのような芸術作品が優れていると述べているか。

  1 観る人が自由に解釈(かいしゃく)できる作品

  2 観る人が共通の解釈(かいしゃく)を持てる作品

  3 作者の意図が観る人の解釈(かいしゃく)を超える作品

  4 作者の意図が明確で素直に解釈(かいしゃく)できる作品

  64 筆者によると、日本人の大人が美術を難しいと感じるのはなぜか。

  1 決まった見方があるのに自由に観(み)ようとするから

  2 見方に正しい答えがあるはずだと思っているから

  3 誰も正しい見方を教えてくれないから

  4 見方がいろいろあって選びなさい

  65 子供と美術の出会いについて、筆者はどのように考えているか。

  1 絵がわからなくても大丈夫だ

  2 絵がわかったという実感が大切だ

  3 優れた作品に多く触れたほうがいい

  4 興味を持ったものを観(み)ればいい

  (3) 暑い夏、外を歩くと汗が出る。汗を止めるために冷房のきいた部屋に入る。誰もがしがちな行動だが、実は、私たちの体にとっては①良いことではない。

  汗は汗腺によって作られるが、この汗腺は汗を作るだけだはなく、汗を体外に出す働きも持っている。そ して多くの汗腺が活発に働いていれば、蒸発しやすいさらさらした汗が作られ、体温調節がスムーズに行われる。汗腺は人の体には200~500万か所ほどあるが、通常、そのうちの半分程度が働かずに 休んでいる。そして、通常でも半分しか働いていないのに、冷房を多用するなどして汗を出さないでいる と、さらに休む汗腺が増えていく。

  働いている汗腺が100か所あって、そこで100ccの汗を作って出すという処理をしなければならない として考えてみよう。その時にもし冷房のきいた部屋に入り②汗腺が50か所しか働かなくなれば、一カ所当たり1ccの処理のはずが、2倍の2ccの処理になる。そうなると、処理が問に合わず、塩分などの体内に吸収されるべき成分を含んだままの汗が体外出てしまうことになる。このような汗はべたべたとしており、蒸発しにくく、「蒸発することで体温調節をする」という汗の役割をうまく果たせない。

  休む汗腺を増やさないためには、日ごろから汗が出る時にはそのまま出すという生活をしたほうがいい。飲食物に気をつけることも有効である。汗が出ている時に冷えたものをとると、脳が「体は冷えた」と判断し、汗を止めてしまうので注意が必要だ。

  66①良いことではないとあるが、なぜか。

  1汗腺の数が減ってしまうから

  2汗腺が汗を作れなくなるから。

  3働くべき汗腺が働かなくなるから

  4一つ一つの汗腺の働きが弱まるから。

  67②汗腺が50か所しか働かなくなればとあるが、そうなった場合どうなるか?

  1 汗の中の塩分などが増えて体温調節がしにくくなる。

  2汗の中の塩分などが減って蒸発しにくくなる。

  3汗の量が増えて蒸発しにくくなる。

  4汗の量が減って体温調節がしにくくなる。

  68筆者によると、良い汗を出すにはどうすればよいか。

  1日ごろから水分を多く取り、汗が出やすい状態にする。

  2汗をたくさん出して、働いている汗腺の機能を高める。

  3汗が出るときには、できるだけ止めないようにする。

  4脳を刺激し、汗腺への命令の伝わりをよくする。

  問題 12 次のA と B の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 から 一つ選びなさい。

  A

  1969年に人類は初めて月に到達した。その後も人類の夢はとどまらず、各国は国の誇りをかけて膨大な費用を使い、先を争うように宇宙開発を進めてきた。

  しかし近年、多くの国でこのような状況が問題となっている。他類の国家予算を使うにも関わらず成 果が見えにくい宇宙開発に対して、国民が疑問を感じ始めたのだ。

  現在、世界には環境問題や資源問題など早急に解決しなければならない課題が数多く存在する。同じように多額の費用を使うなら、宇宙開発よりも身近で現実的な問題を解決することの方が優先さ れなければならない。政府は、我々の生活に直結するような問題にこそ、予算を使うべきである。

  B

  宇宙開発に伴い近年の科学技術が発展したと言ってもよい。宇宙開発は、特に気象観測や通信、通信、交通システムの分野で、人間生活の向上に大きく貢献してきた。人工衛星技術の進歩により信頼性の高い気象予測が可能になるなど、身近な生活でも、私たち多くの恩恵を受けていることは誰もが認める事実だろう。

  しかし近ごろ宇宙開発に対して否定的な意見が多く聞かれるようになってきた。確かに、ばくだいな費 用の割に目的も成果も不明瞭だ。

  だが、宇宙開発は短期間で成果が得られるものではない。これまでの成果を活かすためにも、長期 的な視野に立って研究開発を進めていくべきではないだろうか?

  69宇宙開発に対する最近の意見としてAとBで共通して触れられているのはどれか宇宙開発は費用 がかかるが、成果が明確ではない。

  1宇宙開発は費用がかかるが、成果が明確ではない。

  2宇宙開発は費用がかかるが、科学技術の発展に貢献している。

  3宇宙開発には、夢はあっても実用的利益は少ない。

  4宇宙開発には、費用をかけても解決できない問題が多い。

  70宇宙開発について、A と B はどのように述べているか。

  1AもBも、宇宙開発の成果を上げるためなら、時間がかかるのはやむをえないとのべている。

  2AもBも、世界には宇宙開発以外に、取り組まなければならない問題があると述べている。

  3A は宇宙開発の成果を急ぐ必要はないと述べ、B は早急に宇宙開発の成果を出すようにすべきだと述べている。

  4A は宇宙開発よりも先に解決すべき課題があると述べ、B はこれからも宇宙開発を続けるべきだと述べている。 

  答案:

  問題11:4 3 1 1 2 4 3 1 3

  問題12 :1 4

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