ニホンカワウソの絶滅が告げられ、野生ハマグリはその危惧ありとされた。メダルに沸き、領土で揺れるひと夏の喧噪(けんそう)の陰で、小さな命が消えてゆく。生きることを考える8月の言葉から
▼日本川赖宣告灭绝,野生文蛤也面临同样的威胁。整个夏天,在为奖牌欢呼和为领土堪忧的喧闹声背后,小小的生命正在逝去。今天就从思考生存的8月絮语开始吧。
▼広島も長崎も67年。長崎市生まれの作家青来有一(せいらい・ゆういち)さん(53)は、「被爆の痕跡はいよいよ少なくなってきた……土地の記憶は失われていき、なんだかつるんとした顔になっていく」と記した。「わずかなほころびのようなもの」を残したいと
▼距离广岛和长崎被投下原子弹已经67年。长崎市的本土作家青来有一(53岁)写道:“原子弹爆炸的痕迹已经越来越少……关于土地的记忆也将消失不见,总觉得人们的表情会麻木不仁下去”。多么希望在人们的脸上能“留下几道关于喜怒哀乐的沟壑啊”。
▼「いじめ自殺」への対応に不満を抱く大学生が、大津市の教育長を襲った。『ネットと愛国』の著者、安田浩一さんは「今、社会には『正義』の名の下に加罰感情を沸騰させる空気が濃密にある」と警告する
▼对“受虐自杀”应对措施,极其不满的大学生袭击了大津市的教育局长。《网络与爱国》的作者安田浩一警示大家“当今社会中有一种严重的风气,就是打着‘正义’旗号,来宣泄加重惩罚的情绪。”
▼中国の作家戴晴(タイ・チン)さん(71)はデモに訴える民衆心理を推し量る。「抗日でも環境でも、騒ぎを起こさないと政府は耳を貸さない。物を言いたい人たちは車をひっくり返し、役所に押し入るしかない。ある意味で清朝末期に似ています」
▼中国作家戴晴(71岁)一语道破那些游行示威民众的心理。“反日也好大环境也罢,不搞出点事端来,政府就不会理你。想要发表言论的人们,只能是掀翻汽车,强行闯入政府。某种程度上这和清朝末期有什么两样。”
▼「東電社員には危機感が乏しいように思う。原発事故の被害者の痛みが、あの時の日航社員のようには共有されていないのか」。ジャンボ墜落から27年。事故現場の群馬県上野(うえの)村、神田強平(きょうへい)村長の心配だ
▼“我认为东电职员缺乏危机感。核电站泄漏事故中受害者的伤痛,应该和当时日航乘务员的心情一样吧”。大型客机空难发生,至今已经27年,亲眼目睹空难现场的群马县上野村村长神田强平忧心忡忡。
▼北九州市の節電実験で、値上げ世帯の使用が平均16%も減った。実験に関わる関宣昭(のりあき)さん(61)は「足りないと言うが、今までが必要以上に使うメタボ状態。適正値は、国や電力会社ではなく消費者が決める」。脱原発の覚悟を問うて、いましばらくの残暑である。
▼在北九州的省电实验中,电价上涨家庭的用电量平均减少了16%。参与实验的关宣昭老人(61岁)说:“总说电不够用,但之前都是超负荷的富贵病状态。适度用电,不是国家和电力公司说了算的,要靠消费者来决定”。还将持续一段的秋老虎,将考验大家远离核电站的决心。
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