かつて沖縄から米国に留学した大学院生が、ゼミで米兵による性犯罪の多発を訴えた。すると「そんなことはニューヨークでも毎日起きている」と反論されたそうだ。「違う」と留学生は説明した
▼过去,冲绳到美国留学的研究生,会在研讨会上提出冲绳当地经常受到美军的性侵犯问题。却遭到反驳说“这样的事情在纽约每天都会发生”。留学生解释“两者是不同的”。
▼「ニューヨークで捕まった犯人は刑罰を受けなくてはなるまい。だが沖縄では基地の中へ逃げ込めばすむのだ」――。最近でも起訴率は低い。沖縄は長く怒りに震えてきた。事件だけではない。土地の収奪、戦争の脅威、そして軍用機の墜落。基地の存在は今も、垂れ込める雲のような重圧をもたらしている
▼“在纽约逮捕的罪犯是不能不接受刑罚的。但是在冲绳,只要逃到基地中就会息事宁人”---至今,上诉的比率还是很低。冲绳长期处于一种怒不可遏的状态。不仅仅是性侵犯事件。还有土地的夺取,战争的威胁,以及军用机的坠落等等。至今基地的存在,都给当地带来了如同乌云低垂般的重压。
▼その島で、オスプレイ配備に反対する県民大会があった。「沖縄の青い空はアメリカのものでもなく、日本政府のものでもなく、私たち県民のものです」。壇上から語る女子大学生の姿に、17年前を重ね合わせた人もいるだろう
▼在岛上,召开了反对配备美国大型运输机的县民大会。“冲绳的蓝天不是美国的专属,也不是日本政府的专属,而是我们县民的蓝天”。在讲台上控诉的女大学生,让人想起了17年前某人的身影。
▼1995年、忌まわしい少女暴行事件を受けた県民大会で女子高校生が訴えた。「私たちに静かな沖縄を返してください。軍隊のない、悲劇のない平和な島を返してください」。歳月をはさんで、変わらぬ現実が島をさいなむ
▼那是1995年,在控诉令人发指的少女性侵犯案件的县民大会上,一位女大学生呼吁“请还给我们一个宁静的冲绳。还给我们一个没有军队,没有悲剧的和平岛。”可是,在蹉跎的岁月中,不变的现实仍然蹂躏着这个小岛。
▼モロッコなどで相次いだオスプレイの墜落について、防衛省は「操縦ミス。機体は問題なし」とする米側報告をなぞった分析を公表した。丸呑(まるの)み、やっぱりね、と多くが思う
▼在摩洛哥等地相继发生的美国大型运输机事故,日本防卫省公布的分析结果和美国报告的如出一辙,都是“操作失误。机体本身没有问题”。其中很多都是含糊不清,意料之中的答案。
▼日本政府がメッセンジャー役でいるかぎり沖縄の負担は減るまい。目を沖縄に向け、もの言う口はアメリカに。普天間飛行場では今日も、軍用機が大きな腹を見せて、街の屋根すれすれを飛んでいる。
▼只要日本政府还在扮演美国使者的身份,冲绳的负担就不会减少。眼睛盯着冲绳,话语却向着美国。今天,在普天间机场,我们仍要仰头看着军用机的大腹便便,擦着街边的屋顶轰隆隆飞过。
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