池の水面(みなも)に浮かぶ桜は、花筏(はないかだ)と呼ぶには少し早い。満開のあとの花冷え。別れの季節はいそがしく過ぎ、新たな出会いを前に心も体もひきしまる3月の言葉から
将漂浮在池塘水面的樱花瓣称之为花筏尚且为时过早。盛开之后的花季风寒,离别而去的季节过往匆匆,面对新的邂逅身心均高度紧张,看看如此3月都出现了些什么言论。
▼73歳の高坂(こうさか)守さんが名古屋市の夜間中学を卒業した。聴覚に障害があり、少年時代はほとんど学校に通えず、石職人として勤め上げたあと一念発起した。2年間、皆勤賞で学んで証書を受けた。「あっという間だった。職人時代は休んだら日当が減ったからね。休まんのは当たり前だわ」
▼73岁高龄的高坂守先生从名古屋的夜读中学毕业了。这是一位患有听觉障碍的人,少年时代几乎没怎么上过学校,作为石匠辛勤工作了一辈子后才有了这一想法。2年来,靠着全勤奖的支持学完了全部课程并获得了证书。他说,“一转眼就过去了,在那当工匠的时代,要是休息,日薪就会减少,所以,不休息是理所当然的。”
▼東日本大震災から2年、檀家(だんか)の約150人が犠牲になった気仙沼市の地福寺では虎舞が奉納された。住職の片山秀光(しゅうこう)さん(73)は「めげた。くじけた。それでも立ち上がりましょう。我々が震災を風化させてはいけない」
▼东日本大地震已经2年,在大约有150名檀家遇难的气仙沼市地福寺举行了虎舞供奉。住持片山秀光先生(73岁)说,“曾经灰心过,绝望过,但还是要振作起来,我们绝不能让震灾从记忆中风化淡去。”
▼一緒に津波にのまれた母を亡くした宮古市の高校生、山根りんさん(18)が政府主催の追悼式で述べた。「私はあの日より、少しだけ強くなりました」。新たな春に、首都圏の大学へ進む
▼失去的母亲也是被那场海啸吞噬的宫古市高中生山根凌同学(18岁)在政府举行的追悼仪式上说道,“从那一天后,我变得坚强了,尽管变化并不太大。”初春新学年,他走进了首都地区的一所大学深造。
▼後見人がついたために選挙権を失ったダウン症の女性に、司法が投票を認めた。東京地裁の定塚(じょうづか)誠裁判長は「どうぞ選挙権を行使して、社会に参加してください。どうぞ胸を張って、いい人生を生きてください」。人間を見ぬ、政府の控訴が情けない
▼有一位因为需有监护人而丧失了选举权的唐氏综合症(Down syndrome)女性患者,司法方面认定了她的投票权利。东京地方法院定冢诚审判长说,“请你行使你的选举权,并加入到社会大家庭里来,请你挺起胸膛,堂堂正正地度过一个美好的人生。”相比之下,不将其看作正常人的政府方面的控诉显得过于无情。
▼現代短歌新人賞を受けた高木佳子(よしこ)さんは福島県いわき市に暮らす。〈深くふかく目を瞑(つむ)るなり本当に吾(われ)らが見るべきものを見るため〉。かんじんなことは目に見えない――「星の王子さま」の至言を、胸の内に呼びさましてみる。
▼获得现代短歌新人奖的高木佳子女士居住在福岛县岩城市,重要的事物往往肉眼无法看见,我们要唤醒沉湎于内心深处这段“明星王子”所要阐述的至理名言。<默默闭上双眼,深深冥思苦念,本当目击之物,只为再谋一面
以上就是日语学习资料:天声人语之三月絮语多有感慨 的相关介绍,如果能将《天声人语》不费力地读懂,读其他的文章也应当没有太大的困难哦!希望通过对《天声人语》的文章解读,一方面可以提高日语学习者的日语读解能力,同时也可以达到多方面了解日本的目的。
您还有可能关注: