懐かしいCMソングを思い出した。「24時間戦えますか ビジネスマーン」。1989年、バブルの絶頂期だった。徹夜仕事のお供に、眠気防止のためのドリンク剤が定番とされた時代だ
想起了一首熟悉的CM(广告)歌曲,“你能24小时连续战斗吗?我的老板!”1989年是泡沫经济的鼎盛期,那个时代,说到彻夜工作的伴侣注定就是提神剂,因为防止打瞌睡它最有效。
▼あの浮かれた世相が頭をよぎったのは、「さとり世代」という言葉を知ったからである。ネットの世界で誕生し、広がっている。本紙教育面の「いま子どもたちは」でも、4日までの連載で取り上げた
▼之所以当时的那种浮躁不安的市况总在我脑海里浮现,那是因为知道了“领悟的一代人”这个词汇。它自从在网络世界诞生后便广泛流传,甚至到4月之前,还一直在本报的教育版面刊登的题为“如今的孩子们”的连载中被提及。
▼80年代半ば以降の生まれで、20代半ばまでの年代をいう。さとりとは悟りであろう。仏教でいえば、迷いを去り真理を会得することとされるが、ふつうには、知る、理解する、気づくといったところか
▼这指的是出生于1980年代中期以后,年纪25、26岁的这一代人。所谓领悟恐怕是指悟性吧。在佛教来说,专门指走出迷途,领会真理,而就一般而言,或许就是知晓、理解和发觉之类的意思吧。
▼右肩上がりの成長を知らずに育った世代である。だからか万事、欲がない。車もブランド品も欲しくない。海外旅行にも恋愛にも興味が薄い。将来、偉くなりたいとも思わない。同僚記者の表現を借りれば、「結果をさとり、高望みしない」
▼他们是不了解经济呈直线增长的一代人。正因为此,所以万事很少欲求。既不迷恋汽车,也不崇尚名牌。就连对海外旅游和谈恋爱也都不感兴趣。将来也不想出人头地。借用记者同事的表达方式就是“领悟结果,不抱希望”
▼長引く不況が彼らにそう強いただけなのか。時代が生んだ新しい生活哲学なのか。もっとも、作家の高橋源一郎さんはすでに10年前の本紙で指摘している。身近な欲望しか持たない「喪失の世代」が登場した。これは「世界最先端の現象」だ、と
▼不知道这是不是因为长期紧急不振才导致他们如此?还是时代造就了新的生活哲学?不过,作家高桥源一郎先生早在10年前就在本报撰文指出了这一点,说他们是只对身边琐事有欲求,并且还使用了一个新词“丧失的一代人”来描述他们,甚至还说这就是“领先于世界的现象”。
▼世代論は難しい。的を外すと「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」となりかねない。ただ、趨勢(すうせい)として若い世代の考え方は確かに変わりつつあるらしい。バブル時代の狂騒を思えば、真っ当な方向だ。景気回復もいいが、あんな時代に戻りたくはない。
▼给一代人定论的确很难,一旦有失偏颇很有可能落入一首川柳诗所表述的境地,“德语发音难得很,歌德(Goethe)音译总不准,我用我的葛艾台,凯泰才是一般论”。只不过,从趋势而论,年轻一代的思维方式的确在发生变化。回想起泡沫经济时代的狂热和躁动,它还真是个大方向。恢复景气固然无可厚非,不过希望不要回到那种时代。
以上就是日语学习资料:天声人语之年轻一代缺乏欲求的相关介绍,如果能将《天声人语》不费力地读懂,读其他的文章也应当没有太大的困难哦!希望通过对《天声人语》的文章解读,一方面可以提高日语学习者的日语读解能力,同时也可以达到多方面了解日本的目的。
您还有可能关注: