日语学习者,阅读和翻译它,无疑是了解日本、提高自己日语水平的大好方法。
《天声人语》是日本权威报纸《朝日新闻》编辑部集体撰写的时事类短文,内容涉及日本社会的所有方面。对于「メザシ」で男を上げたのは土光(どこう)敏夫さんだった。経団連の会長をつとめ、国の行政改革に熱を注いだ。晩飯をメザシですます質素な生活ぶりで「メザシの土光さん」と親しまれた風貌(ふうぼう)を、自民党の参院選公約を読みつつ思い出した
“腌鱼串”造就了一个人,这就是土光敏夫先生。他曾经担任过经团连的会长,并热心于国家的行政改革。一点点腌鱼便可对付了的晚饭,因为其如此简朴的生活习惯,人们亲热地称之为“腌鱼土光先生”。当看到自民党参院大选公约时,我想起了这位先生的风貌。
▼数えると、公約の中にメザシが33あった。といっても魚ではない。「目指(めざ)し」である。「一人ひとりの雇用と所得の増大を目指し……」「待機児童解消を目指し……」「生産する喜びを実感できる農業・農村を目指します」。いろいろと夢は膨らむ
▼一个个数下来,公约中所列的mezashi(目标意,与腌鱼串同音)共有33项之多,当然说的不是鱼,而是“目光所指”。诸如,“着眼于增加每个人的雇佣和所得……”“着眼于消除等待入园的儿童……”“着眼于能够实际感受到生产喜悦的农业・农村”等等,不免使人们不断扩大自己的梦想。
▼しかし、読んでも実現への道筋は見えてこない。達成の時期が遠いものも多く、とにかく信じて任せてほしい、という印象だ。「絵に描いたメザシ」になりはしないか、不安も膨らむ
▼然而,梦想的内容倒是看到了,可就是看不到实现这些梦想的道路。其中不乏需要较长久的时间产能完成的目标,总而言之,给人留下的印象是相信我,让我来办这些事。其实,我们的不安也随之在扩大,会不会只是“画饼充饥”吧?
▼公約の冒頭で、安倍首相は「三本の矢によって、日本を覆っていた暗く重い空気は一変しました」と自賛する。冷静に眺めれば、株価の上昇に世の中が浮かれ加減なだけではないのか。国の借金は1千兆円へと膨らみ続ける。これこそ重い現実である
▼公约的开头部分,安倍首相自我吹嘘道“由于这三支箭的功效,使得笼罩在日本上空的黑暗雾霾为之一变。”可冷静地观察后你就会发现,股价上扬只不过使得整个社会飘飘然而已,国家借款正朝着1千兆日元的目标继续扩大,这就是压力沉重的现实。
▼メザシの土光さんが執念を燃やしたのは「増税なき財政再建」だった。借金大国を嘆き行革を進めた。「おれは4、5年もしたら地獄の釜の底にいるだろう。君たちが日本をどう動かすか見ているぞ」と政治家や官僚に言っていた
▼腌鱼土光先生坚定不移的信念是“重建不增加税收的财政”。因为借款大国而哀叹的他这才决心推行行政改革。他曾经对官僚们说,“再过4、5年,恐怕我们就将处于地狱的最底层,就看你们如何运作,使日本摆脱困境了。”
▼ところが借金は何倍にも増えてしまった。夢を並べ、公共事業に回帰し、痛み分けの負担に目隠しの公約を読むと自民党はどこが変わったのかと思ってしまう。高支持率に驕(おご)っていないか。
▼可是,借款却仍在成倍增加。看着这份列举着梦想,着眼于回归公共事业,分担痛苦的公约,我不禁要问,自民党到底改变了什么?只不过在炫耀高支持率而已。
以上就是日语学习资料:天声人语之大选公约能否兑现 的相关介绍,如果能将《天声人语》不费力地读懂,读其他的文章也应当没有太大的困难哦!希望通过对《天声人语》的文章解读,一方面可以提高日语学习者的日语读解能力,同时也可以达到多方面了解日本的目的。
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