《天声人语》是日本权威报纸《朝日新闻》编辑部集体撰写的时事类短文,内容涉及日本社会的所有方面。对于日语学习者,阅读和翻译它,无疑是了解日本、提高自己日语水平的大好方法。
ウソという言葉を、もっと大切に保存しておきたい。そういったのは民俗学の柳田国男である(「ウソと子供」)。「歴史のある佳(よ)い言葉」だからだ。かつて上手なウソには笑いが伴った。戯れのような面があった
希望更珍惜谎话这个词,强调这一点的是民俗学家柳田国男(摘引自“谎言与孩童”)。因为这是一种“有历史的尚佳语言”。曾几何时,一句巧妙的谎话常伴有会意的笑声。它具有类似嬉戏的一面。
▼秀吉が酒を禁じていた時、ある家来が真っ赤な顔で御前に出た。寒いので焚(た)き火に当たっていたとの言い分。嗅いでみると樽柿(たるがき)臭い。飲んだに相違ないと迫るが、答えていわく、柿の木を焚いておりました。太閤(たいこう)は笑っただろうと柳田はいう
▼在那秀吉禁酒的年代,一个家丁红着脸来到了御前。辩解说是因为寒冷烤火取暖来着。闻一闻,一股醉柿子味儿。当质问道,你肯定喝酒了的时候,答曰焚烧的是柿木。太閤闻之定然大笑,柳田如是推断。
▼ウソらしきウソはつくとも、誠らしきウソはつくな。柳田によれば、本当でないとすぐわかるのがウソであり、「相手を視(み)て常にその智力(ちりょく)相応に」繰り出すのが本来である。ここには作法があり、身につけるには修行が必要なのだった
▼俗话说虚假明显的谎话可以说,而几可乱真的谎话不能说。柳田认为,立刻能够辨别出并非真事的才是谎话,“看着对方,常常根据其相应的智商而”定,这是根本。这里含有手法的奥秘,掌握它须要一定的修行。
▼食の偽装の際限ない広がりにはあきれる。しかし、これをウソつきとなじるのは柳田流にいえばウソに失礼ということになる。調理された「芝エビ」を本物でないと見破るのは私たちには不可能に近い
▼食品虚假无边的泛滥令人失望。如果责怪此举为谎言欺诈的话,按照柳田派的说法则是对谎话的不尊。对我们来说,要识破所烹饪的“黄虾(Metapenaeus joyneri)”不是真货几近不可能。
▼どうせ味はわかるまいと客を見くびっていたのだろう。偽るとは真実を隠し人をだますことだが、欺くという言葉もある。嘲笑(あざわら)うにも通じるらしく、相手を馬鹿にして操るという意味が加わる。今回、嫌な感じがするのはまさにこの点だ
▼个中还含有对顾客的一种轻蔑,反正你也品不出来。所谓假冒指的是掩盖真实欺骗他人,也有使用欺诈这一词语的。这与嘲笑相通,增加了一层瞧不起对手的意思。这一次,引发厌恶之感的也正是这一点。
▼ちなみに柳田は幼児のウソを「いたいけな智慧(ちえ)の冒険」と慈しんでいる。叱るでなく、信じた顔をするでなく、興ざめするでもなく、存分に笑うのがよいという。そうすれば明るく元気に育つだろう、と。
▼顺便说一句,柳田对于幼儿的谎话还是慈悲宽容的,认为是“童稚智慧的一次冒险”。不必训斥,不必露出深信不疑的神情,也补必说明白扫了他的兴致,最好的应对便是开怀大笑。如此,他才能开朗健康地成长。
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