《天声人语》是日本权威报纸《朝日新闻》编辑部集体撰写的时事类短文,内容涉及日本社会的所有方面。对于日语学习者,阅读和翻译它,无疑是了解日本、提高自己日语水平的大好方法。
川上哲治(てつはる)さんがプロ野球巨人の監督に就いたのは東西冷戦のさなかだった。キャンプ中に取材規制を敷き、その徹底ぶりは「哲のカーテン」と記者を泣かせた。英首相チャーチルが共産圏の閉鎖性を例えた「鉄のカーテン」のもじりだった
川上哲治先生就任职业棒球巨人队总教练是在东西方冷战最尖锐的时候。集训地的采访受到限制,严格的程度让记者沮丧,被称之为“哲幕(日语的哲与铁同音)”,这是借用英国首相丘吉尔比喻对共产党国家施行封锁政策的“铁幕”的谐音。
▼選手時代には「打撃の神様」と呼ばれ、右中間を切り裂く弾丸ライナーに観衆はどよめいた。日本で初の2千安打も達成した。いまでは40人を超すが、一番は永遠に一番である。野球の歴史に極太の字で刻まれるその人が、93歳で旅立っていった
▼他在球员时代就已被称为“击球之神”,他击出的直穿右侧中部的子弹球令观众叹为观止。是他在日本第一个完成了2千个安打,尽管如今已超过了40人,但第一永远是第一。这位在棒球史上需用最粗字体镌刻的伟人以93岁高龄驾鹤西行离开了我们。
▼数ある野球伝説の中で最も名高い一つは、投手の投げた球が止まって見えたという「川上伝説」だろう。ご本人によれば、誇張ではないらしい。打撃練習で球種はカーブ。狙いすました打球は外野のフェンスまで飛んだ
▼在大量的棒球传说中,最为出名的一个恐怕要数“川上传说”了吧,说是他能看到投手投来的球呈静止状态。向其本人证实,这并非夸张。在击球训练中,他要求的投手球路都是追身香蕉球,他瞄准了的击球能够飞到外野的铁丝网处。
▼打撃開眼だったという。その感覚を忘れまいと、夜中でも起き出して枕元でバットを振った。奥さんは驚きを通り越して怖(おそ)れたそうだ。いつどこでも振り、振らないのはトイレの中ぐらいだったというから、もう求道者(ぐどうしゃ)の域である
▼都说他击球有神助。其本人也认为这种感觉绝不会忘记,有时候半夜也会起来在睡舖边挥动球棒,闹得夫人惊恐万状彻夜不得安睡。无论何时也不论何地都会挥动球棒,要说什么时候才不挥动,恐怕只有在如厕那会儿功夫吧。因此,可以说他已进入了求道者的境界。
▼引退する最後の試合で夫人を初めてスタンドに呼んだという、昭和の薫る男だった。監督としては名門の「巨人城」を守り通した。面白みに欠けても、負けない野球をした。日本シリーズ9連覇は球史に輝く
▼直到引退前的最后一场比赛才第一次把夫人请到看台观战,真是个满身散发着昭和气息的人。当上总教练后一直守住了名门“巨人城”。虽然缺少情趣,但在棒球赛场上保持了不败。日本联赛9连冠的佳绩照耀着棒球历史。
▼ついに落城した1974(昭和49)年以来、巨人の連覇はない。しばらく上空にとどまって今年の頂上決戦を見守っていようか。両チームは昨夜の試合で腕に喪章をつけて、大先輩を悼んだ。
▼巨人队终于在1974(昭和49)年守城未果,从那之后就再也没出现过连胜。不知道他能不能在上空多逗留一会儿,保佑今年的最高决赛顺利举行。昨晚,参赛的两支球队都带上了黑纱以悼念这位伟大的前辈。
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