次の文を読んであとの问いに答えなさい答えは、A~Dの中から最も适当なものをそれぞれ一つずつ选びなさい。
邮便の利用が(1)早く确実にとどけるために邮便の机械化がいろいろ试みられるようになりました。なかでも昭和43年から、邮便物のあて先を番号で区分けする邮便番号自动読み取り区分机が使われるようになって作业の能率はいちだんと向上しました。その他さまざまな面の机械化がすすめられています。
最近よく「レタックス」とか「インテルポスト」ということばが新闻やテレビでとりあげられています。これは电子邮便のことで、日本では昭和56年から、とろあつかいがはじめられました。きめられた用纸に手纸を书いて邮便局に申し込むと、ファクシミリという机械で书いたものがすぐに相手の邮便局へ电送され、そこから速达であて先にとどけられます。大学の合格通知に电报にかわって电子邮便を利用する大学がふえています。
このような新しいシステムを使うと、どうしても机械のつごうによって、用纸がかぎられてしまいます(2)。それで、事务的な连络ならかまわないが、私的な手纸には(3)という人もいます。
手纸ということばの、もとの意味を考えれば、その気持ちもわかります。手」とは自笔の文字のことです。纸にみずから笔をとって思いをこめた文字をしたためるーそれが手纸」です。うけとった人は、使われている纸のようすや、もじのすがた形からさしだし人の人がらをしのびながら(4)読むものでした。いまでも、みまさんおなかには、便せんや封筒を、(5)えらんで买う人がいるのではありませんか。
このごろはワープロという便利なものも普及して、欧米人のタイプライターのように、个人の手纸にも利用する人がふえてきました。それはそれでいいでしょう。でも自分の名前だけは、ちゃんと手でかきたいものです。それは、あなた自身がかいたという(6)なのです。
それから、电话が普及して、手纸を书く(7)とも、よくいわれます。たしかに电话は、その场で返事がきかれて、(8)。でも、あいての顔を思いうじゃべながら、ことばをえらんで手纸を书く、それをポストに入れ、いつとどくか、もう読んでくれたか、返事はいつつくかと、ひとり胸をときめかせる(9)ーこんなたのしみを味わわせてくれるのは、手纸しかありません。めいめいが、あいての心も思いやりながら、自分の心も深くふりかえってみる时间をもつことになります。なにごともいそがしい现代の社会で、これは最高にぜいたくな"心のおしゃれ"ではないでしょうか。
问い1
(1)にはどんあことばが入ると思いますか。
A ふえるように
B ふえるにつれて
C ふえるに反して
D ふえながら
问い2
(2)はどんな意味ですか。
A 使える用纸の种类がすくなくなってしまう。
B 用纸がいたんでしまう场合がある。
C 小さな用纸しかつかえなくなtっつぃまう。
D 用纸にわじかな文字しか书けなくなってしまう。
问い3
(3)に入りにくいことばはどれですか。
A 使いたくない
B 使うべきではない
C 使えない
D 使ったほうがいい
问い4
(4)はどんな意味ですか。
A その人の昔のすがたをなつかしみながら
B その人が手纸を书いている様子を连想しながら
C その人の性格をなつかしく思い出しながら
D その人が本当に自分で书いたものか考えながら
问い5
(5)にはどんなことばが入ると思いますか。
A あれこれ
B あちこち
C どこそこ
D いつどこ
问い6
(6)にはどんなことばが入ると思いますか。
A 目当て
B 记念
C サイン
D しょうこ
问い7
(7)にはどんなことばが入ると思いますか。
A 机械はすくなくなった
B 理由はなくなった
C 回数はへった
D ひまがなくなった
问い8
(8)にはどんなことばが入ると思いますか。
A すぐ楽しめます
B 早く用がたります
C いつでもあいてにねいわくをかけません
D いつも安くてすみます
问い9
(9)はどんな意味ですか。
A 期待で胸をどきどきさせる。
B 不安で胸をひやひやさせる。
C 心配で胸をはらはらさせる。
D 惊いて胸をどきどきさせる。
问い10 本文の内容と合わないものはどれですか。
A 邮便量が増えると同时に邮便の自动化が进められつつある
B ファクシミリやワープロを利用した手纸はどうも思いやりに欠けるようである。
C 忙しい现代いの社会だからこそ、电话をもっと利用すべきである。
D 手纸のたのしみは、それを受けとるあいてのことを想像しながらかけることである。
正解
1B 2A 3D 4C 5A 6D 7C 8B 9A 10C