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日语能力考N2读解练习92

信息来源:网络  发布时间:2015-06-15
  小编为大家带来一篇日语能力考N2读解练习与讲解,希望能帮助备考N2的考生做阅读专项练习,攻下能力考阅读大关,不要错过这个系列哦。

  次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1、2、3、4から最も適なものを一つ選びなさい。

  今から 2 万年以上前、日本列島は疎林(そりん)と草原の広がる乾燥した寒冷地だった。ステゴドン象やナウマン象などがいた。シベリアから大量の(注1)マンモスや大角鹿(おおつのじか)などもやってきた。そのころの日本列島の王者はマンモスだった、といっていい。

  地球が温暖化し、かつ、湿潤化して雪が大量に降るようになり、一万五千年前ごろから日本列島は森林に覆(おお)われるようになる。草原を失い、かつ、温暖化による海面の上昇で海峡(かいきょう)が出現したため、大陸に戻れなくなったマンモスたちは、人間たちによって狩(か)りつくされ、絶滅する。マンモスを狩りつくした人間たちも続いて死ぬ運命にあったが、それを救ったのは森林の出現であった。森林の木の実、野菜、鳥獣(ちょうじゅう)などが新しい食料となった。(注2)さらに森林が成育したことによって、安定し、かつ、栄養を蓄(たくわ)えた川は、大量の(注3)サケ、(注4)マスなどを遡(さかのぼ)らせ、人間に栄養豊富な食料を提供した。その水が海に流れてプランクトンを養(やしな)い、たくさんの貝や鱼がやってきて人々を喜ばせた。

  こうして私たちの祖先は、この日本列島において生き延びることができたのであった。まことに森林は、救いの神であり「母なる森」であった、と言えるだろう。そしてそのことを身をもって知っていた①私たちの祖先は、ただ一方的に森林の恩恵に浴(よく)しただけではなく、森林を保護しようとしたのであった。このことはあまり言われていないことだが、②よく考えなければならないことではないか。

  ( ③ ) 、そのころ、世界史的に見ると、森林を潰(つぶ)して農耕や牧畜にするところが増えていったが、縄文時代の一万二千年間、ついに私たちの祖先は本格的農耕や牧畜を行わなかったからである。そして本格的農耕や牧畜をやったところは、みな森林を失ったが、日本列島においては森林の再生を前提とする焼畑農耕などは行われたものの、本格的な農耕や牧畜をついにやらなかったために、 森林は破壊から(注5)免(まぬが)れたのである。 従来(じゅうらい)、④それは、日本列島の環境条件の(注6)せいとされた。島国であるがために、大陸から本格的農耕も牧畜も入らなかった、というのである。しかし、考古学的には、七千年前から五千年前ごろの温暖期に、朝鲜半島を経由して九州の西北岸、(注7)とりわけ有明海沿岸(ありあけかいえんがん)に多くの渔労民の移住が見られる。続いて、三千五百年前(注8)から千五百前ごろにかけての寒冷期に、ユーラシア大陸の北方民族が南下して日本にやってきている。他(ほか)にも、東シナ海の航海渔労民(こうかいぎゅろうみん)も絶(た)えず日本列島各地に足跡(そくせき)を残している。日本は島国(注9)とはいえ、縄文時代に国際的交流がなかったわけでは決してないのである。つまり、( ⑤ )わけではなく、また、大陸から入ることができなかったのでもなくて、⑥入ってくるのを私たちの祖先が拒否した、と考えられるのである。その(注10)おかげで日本列島の森林は破壊を免れた、といっていい。

  (上田 笃「都市と日本人」<岩波書店>より))(注1)面倒くさい:手数がかかって、非常に大変だ。

  (注1)マンモス:肩高四m、体毛は赤褐色の巨象。→右の絵

  (注2)さらに:その上に。もっと。

  (注3)サケ(鲑) :サケ目サケ科の海鱼の総称。

  (注4)マス(鳟) :サケ目サケ科の「マス」の名のついた鱼類の俗称。

  (注5)免(まぬが)れる:嫌なことや危ないことをしないですむ。

  (注6)せい:多くは、よくない物事の原因•理由を示す。

  (注7)とりわけ:特に。

  (注8)~から~にかけて:~から~までの間、ずっと~

  (注9)~とはいえ:~といっても。~というけれども。

  (注10)~おかげで:多くは、よい物事の原因•理由であることを示す。

  問1 ①「私たち日本人の祖先は……森林を保護したのであった」とあるが、その内容の説明として最も適当なものはどれか。

  1 森林の恵みに感謝し、森林を増やそうとした。

  2 森林を潰すような本格的な農耕や牧畜を行わなかった。

  3 大陸から本格的な農耕や牧畜が伝わらなかったので、森林は破壊から免(まぬが)れた。

  4 農耕を一切行わず、最後まで狩猟採集の生活を守った。

  問2 ②「よく考えなければならないことではないか」とあるが、筆者は何について考えなければならないと言っているのか。

  1 どうしてマンモスが絶滅したのかということ。

  2 森林の恩恵に浴したこと。

  3 私たちの祖先が森林を保護しようとしたこと。

  4 森林の再生を前提とする焼畑農耕を行ったこと。

  問3 ( ③ )にはどの語が入るか。

  1 しかし            2 というのは

  3 ところで           4 つまり

  問4 ④の「それは」は何を指しているか。

  1 森林が破壊から免れたこと

  2 森林を失ったことまぬが

  3 本格的農耕も牧畜も入らなかったこと

  4 本格的な農耕や牧畜をしなかったこと

  問5  ( ⑤ )にはどの文が入るか。

  1 農耕や牧畜を知らなかった

  2 農耕や牧畜を知っていた

  3 農耕や牧畜をしなかった

  4 農耕や牧畜をした

  問6 ⑥ 「入ってくるのを私たちの祖先拒否した」とあるが、日本人の祖先はどうして本格的な農耕や牧畜を拒否したのか。

  1 農耕や牧畜をしなくても、森林の恩恵だけで十分生活できたから。

  2 農耕や牧畜は、救いの神であり、 「母なる森」である森林を壊すことになるから。

  3 日本の風土が農耕や牧畜に適していなかったから。

  4 農耕や牧畜は、狩猟採集に比べてとても時間や労力がかかるから。

  正解:

  <解   説>

  問1:読解は消去法で。3は明らかな間違いだが、1は「増やそうとした」 、4は焼き畑農耕は行われていたので、 「農耕は一切行わず」が間違い。

  問2: 「このことはあまり言われていないことだが、よく考えなければならないことではないか」とあるので、 「このこと」が何かということになる。そうすると、2と3が残るが、では「あまり言われていないこと」はどちらか。

  問3:文末に「~からである」があることに注意。 「というのは~からである」と呼応している。

  問4 2、3は明らかな間違いなので、1か4かの選択になる。では、「環境条件のせい」はどちらか。

  問5:実際は「農耕や牧畜を知っていた」のだから、「農耕や牧畜を知らなかったわけではなく」となる。

  問6 3、4は本文中で一切触れられていないので、 選択肢から外す。1か2かになるが、1の「十分生活できた」かどうかは本文からは不明のこと、従って2となる。

  問1:2

  問2:3

  問3:2

  問4:4

  問5:1

  問6:2 

  以上就是日语能力日语能力考N2读解练习92的相关内容,阅读没有更好的办法,基本知识掌握牢固的前提下要多做练习,把握做题规律,祝各考生取得一个好成绩。

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