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日语能力考N2读解练习129

信息来源:网络  发布时间:2015-06-23
  小编为大家带来一篇日语能力考N2读解练习与讲解,希望能帮助备考N2的考生做阅读专项练习,攻下能力考阅读大关,不要错过这个系列哦。

  次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1.2.3.4から一つ選びなさい。

  趣味とは決してその場のヒマ潰し(注1)や一過性のものではなく、末永くつきあえるものであり、利害など関係なく心から楽しめるのであると私は思います。

  そういう意味では、①趣味は生き甲斐そのものであるとも言えます。そして音楽であれ、絵画であれ、スポーツであれ、甲斐と感じるものを享受していることが「生きる」ということなのです。仕事というのは、あくまでも生きるための糧を稼ぐもの。糧を稼ぐそのこと自体は決して生き甲斐とはありません。

  心から楽しむことのできる趣味を早い時期に見つけることが大切です。何を趣味にするかということより、どれだけ楽しめるかがポイントです。

  時代を振り返ると、戦後の日本は働け働けの一色でした。そういう風潮の中で、仕事より趣味を大切にする人は、ある種の落ちこぼれ(注2)であるかのように思われていたものです。

  人は何のために生きるのか。何のために働くのか。高度成長期の日本人は「働くために生きている」という状態でした。それに比べて、欧米諸国では「生きるために働く」「趣味のために金を稼ぐ」、「心豊かな生活を楽しむために働く」という人生観が早くから定着していました。その差が定年後の人生に大きく関わっているのです。

  欧米の痴呆学者と話をすると、②日本のボケ(注3)の起こり方がかなり特異であることに気づかされます。六十歳で定年を迎えた途端にボケが始まる、そんなことは欧米では考えられないというのです。彼らは「定年そこそこでボケる理由が分からない。欧米では定年を迎えると、よしこれからは人生を楽しむぞと、みんなむしろ元気になります」と主張します。欧米で痴呆が始まるのは、足腰が弱くなり、心臓や血管系が傷んでくる七十代後半からという認識があります。なのに日本では、人生で最も楽しい時期であるはずの六十代に起こってくるとは何とわびしいことではありませんか。

  確かに二十年ほど前までは、仕事が人生そのものだという価値観が残っていたかもしれません。しかし現代は、そういう時代ではありません。いかに個々人が楽しい人生を送ることができるか、いかに心豊かに過ごすことができるかが問われる時代になってきています。そしてそのためには、心から楽しめる趣味を持つことが大切です。”仕事が忙しくて趣味どころではない”というのは単なる言い訳。趣味を見つけることさえできない人たちなのです。そしてその言い訳は、やがて大きなツケ(注4)となって返ってきます。③定年後にボケる人というのは、若い頃から着々とボケる準備をしてきた人なのです。

  金子満雄「ボケる生き方、ボケない生き方」による

  (注1)ヒマ潰し:暇つぶし;時間を無駄に過ごすこと

  (注2)落ちこぼれ:ある組織や体制についていけない人

  (注3)ボケる:頭の働きや知覚が鈍くなる

  (注4)ツケ:代償

  ①趣味は生き甲斐そのものであるとあるが、筆者が考えている理由と合っているものはどれか。

  1 趣味は心から楽しめるもので、それは一時的なものではなく、生涯付き合っていくものだから

  2 趣味は仕事と違って、経済的な利益をもたらすことはできないが、自分の精神を豊かにするから

  3 趣味を持つことで人生を豊かにすることができ、またボケの予防に役に立つから

  4 趣味があればこそ人生を楽しむことができ、元気に過ごせるから

  ②「日本のボケの起こり方がかなり特異である」とあるが、その説明として正しいのはどれか・

  1 欧米人は仕事をやめると更に元気になる人が多いのに対し、日本人は退職するとすごくボケる人が多いことが特異だ。

  2 欧米では七十後半から痴呆が始まる人が多いのに対し、日本では六十歳定年そこそこから痴呆が始まる人が多いことが特異だ。

  3 欧米では痴呆が始まるのは身体の疾患が原因であるのに対し、日本人は精神的なストレスによる痴呆が多いことが特異だ。

  4 欧米では六十代が人生の最も楽しい時期であるのに対し、日本では六十歳を迎えたとたんにボケる人が多いことが特異だ。

  ③「定年後にボケる人というのは、若い頃から着々とボケる準備をしてきた人なのです」とあるが、その意味として、正しいのはどれか。

  1 若い頃から仕事のストレスがたまり、心臓や血管が弱い人は、定年後にボケやすい。

  2 若い頃からバリバリ働きながら定年後の生活を計画してきた人は、定年退職後ボケやすい。

  3 若い頃から仕事が生きがいで趣味を持たない人は、定年退職後ボケやすい。

  4 若い頃から仕事や習い事に夢中で、経済面でも精神面でもいろいろと準備してきた人は定年後にボケやすい。

  正解:1 2 3

  参考译文:兴趣爱好不是用来打发时间的,也不是暂时的,而是能够一直持续下去的。兴趣爱好是不存在厉害关系但是能够发自内心喜欢的东西。从这个意义上讲,兴趣也许就是生存价值本身。无论音乐也好,绘画也好,运动也好,兴趣应该能让人感到生存的意义。工作只是为了谋生,并不能等同于生活价值本身。早一点找到发自内心地喜欢的事情是重要的。人到底为什么而活,到底为什么工作?在经济高速发展时期的日本人认为“人为了工作而活”。与之相比,欧美人很早就有这样的人生观:“为了生活去工作,为了兴趣去赚钱,为了享受心灵充实的生活而去工作。”人生观的差距使得日本人和欧美人退休后的人生有很大不同,研究痴呆症的欧美学者们提到“日本人患痴呆症的情形很特殊,有很多日本人在60岁刚刚退休的时候就痴呆了”,这在欧美是难也想象的。在欧美,退休后的人生会更为幸福,更充满活力。所以他们患痴呆症往往是在70多岁,身体衰弱,患有心血管疾病等之后。的确在20年前左右,人们会认为工作就是人生价值所在。但如今,时代已经变了,如今的时代更重视充满快乐的人生,心灵充实的人生。为此,拥有发自内心喜欢的兴趣爱好是很重要的。因为工作忙,没有时间发展兴趣爱好不过是一个借口,只是因为他们找不到兴趣爱好罢了。这种人之所以会在刚退休就痴呆,是因为他们从年轻的时候就开始准备了。 

  以上就是日语能力日语能力考N2读解练习129的相关内容,阅读没有更好的办法,基本知识掌握牢固的前提下要多做练习,把握做题规律,祝各考生取得一个好成绩。

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