親が子供をしつけるときに、いちばん頭を悩ますのが、「友達を持っているから」と言う子供の抗弁である。たとえば、親が「中学生が携帯電話を持つのは贅沢だ」とか、「まだ早い」とか言うと、子供は「友達はみな持っている」と言う。そう言われると、親は何も言えなくなってしまう。こうして「我が家の決まり」や「我が家の価値観」が崩されていく。このごろでは、「他人(ひと)は他人(ひと)、うちはうち」と言える親が少なくなった。そして、「流行っている、新しいものほどよい」という価値観が幅を利かせている。
そういう風潮が強まり、「新しい流行」が若者の最大の価値基準になっている限り、親の権威はなくなり、家庭内秩序も生活規律も守られなくなる。「若者文化」への迎合は家庭を破壊させる方向に働く。この風潮の背後には、大量消費を煽る現代資本主義の本質が大きく影響している。大量消費によって成り立つ現代企業は、新しい物を次々に売り出し、さまざまなコマーシャルによって消費を煽るから、人々は新しい流行を追って( ① )する。古いものには価値がないと思いこまされるのである。
[問い](①)に入る適当な文はどれか。
1 五里霧中 2 右往左往 3 疑心暗鬼 4 支離滅裂
题目解析:
五里霧中(ごりむちゅう):迷失方向
現在の状態がわからず、見通しや方針の全く立たないこと。
右往左往(うおうさおう):东奔西走;乱跑
どうしていいかわからず混乱した状態。
疑心暗鬼(ぎしんあんき):疑神疑鬼
なんでもないことまでも疑わしく恐ろしく感ずること。
支離滅裂(しりめつれつ):支离破碎
統一もなくばらばらに乱れて、筋道が立たないさま。
以上就是日语能力日语能力考N2读解练428的相关内容,阅读没有更好的办法,基本知识掌握牢固的前提下要多做练习,把握做题规律,祝各考生取得一个好成绩。
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