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2010年7月日语能力考二级真题读解部分02

信息来源:网络  发布时间:2015-06-12

  2010年7月日语能力考二级真题读解部分02。考生们在日语备考中都会看大量资料,做大量习题来提高日语水平,可是在能力考前还是不能确定自己的掌握情况,那就让往年二级真题来帮你检测一下吧!

  問題11 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1.2.3.4から一つ選びなさい。

  ①会話の技術は、運転技術とよく似ています。ボーッと運転をしていると、事故を起こしかねません。たとえば、数人で楽しく盛り上がっているときに、いきなり入ってきて、自分の話を始める人がいます。あれは、高速道路に加速しないで進入してくる車のようなもので、本人は気づかなくても、入った途端にクラッシュ(注1)して入るのです。

  グループに加わりたいときは、まず黙って話を聞くことです。②うなずきながらエンジンを温め、他の車と速度を同じくして会話に加わると、流れにうまく乗ることができます。

  そのうえで、自分の話ばかりしないように注意すること。人は誰でも、自分の話をしたがっているのですから。会話は、ボールゲームのようなものです。サッカーでもバスケットボールでも、ひとりでボールを独占していたら、次からは遊んでもらえなくなります。

  みんなで話しているとき、自分がどれだけ話をしたのか、常に意識していることも必要です。特に、大勢で話しているときは、発言しない人により多くの意識を配ってください。おとなしい人は無視されがちですが、同じ場にいることに敬意を払って、その人にも(注2)話を振らないと。

  つくづく思いますけれど、会話ほど、個人のレベル差が大きいものはありません。充実した会話をしたいのであれば、それなりの準備や練習は必要なのです。私は練習することで得るものは大きいと思いますよ。その中に、人生を変える出会いや幸運が(注3)潜んでいるのではないでしょうか。

  (斎藤孝「できる人」の極意!による)

  (注1)クラッシュする:衝突事故を起こす

  (注2)話を振る:話す機会を与える

  (注3)潜んでいる:隠れている

  60 ①会話の技術は、運転技術とよく似ていますとあるが、この文章ではどんなところが似ていると述べているか。

  1 運転で他の車に注意が払える人は会話でも他者に敬意が払えるところ

  2 会話も車の運転も技術が高ければ仲間と楽しい時間を過ごせるところ

  3 会話も車の運転のように他者とペースを合わせることが求められるところ

  4 車の運転で事故を起こさない人は会話も同じように慎重に進められるところ 61 ②うなずきながらエンジンを温めとあるが、ここではどういうことか。

  61 ②うなずきながらエンジンを温めとあるが、ここではどういうことか。

  1 人の話に軽く返事をしながら車のエンジンを温めること

  2 自分の話を聞いてもらいながらグループの話も聞くこと

  3 まずは人の話を聞きながら会話に加わる準備をすること

  4 静かに自分の話しをしながら次の話題に移るのを待つこと

  62 みんなで会話をしているときには、どのような注意が必要だと述べているか。

  1自分の発言量を意識しながら、おとなしい人にも話してもらうようにすること

  2発言が少ない人やおとなしい人の話をよく聞き、それに答えるようにすること

  3ふだん発言しない人も、みんなの話をよく聞いて会話に参加するようにすること

  4おとなしい人も、大勢で話すときは意識して他の人に話しかけるようにすること

  (2) 2000年から2001年にかけて、全国紙として有名な新聞が、基本の活字を少し大きなものに変えました。地方紙も同じだったと思います。高齢者人口の増加が原因でしょうが、新聞を読む人の総数の中で、(注1)老眼鏡を必要とする人の割合が増えたからです。

  新聞だって「お客様は神様」でしょうから、その「神様」のニーズに沿って紙面を変えるということは、とうぜんのことです。その案内の記事では、これまでの活字と新しい活字を比較して、いかに見やすくなったかがしめされていて、わかりやすく納得できるものでした。そして、各社ほとんど同じことを書いていたと思いますが、紙面の大きさは変えないわけだから、「文字が大きくなった分、文字数を減らさねばなりません。そこで、記事は(注2)要点をおさえ簡略化して適切化をはかる」というような説明になっていました。なるほどと思う一方、①これまではそうでなかったのかなとも思いました。

  大きな活字の本も出まわるようになってきました。とくに辞書は同じ内容で同じデザインで大きな(注4)版のものが出て、老眼鏡なしでも利用できるとありがたがられています。ただサイズが大きくなった分、大きく重いという欠点もありますが、その快適さに換えられないという人には②問題になりません。

  (光野有次『みんなでつくるバリアフリー』による)

  (注1)老眼鏡:年をとって近くが見えにくくなった人のための眼鏡

  (注2)要点をおさえる:要点をつかむ

  (注3)適切化をはかる:適切になるようにする

  (注4)版:ここでは、サイズ

  63 新聞の文字が大きくなった理由は何か。

  1 文字を大きくすることで要点がわかりやすくなること

  2 小さい文字が読みにくい高齢の読者が多くなったこと

  3 紙面に余裕ができるように記事の表現を簡略化したこと

  4 高齢者から情報を絞ったほうがよいという意見があったこと

  64 ①これまではそうでなかったとは、どういう意味か。

  1 以前の紙面は活字の大きさを内容ほど重視していなかった。

  2 以前の紙面は高齢の読者のニーズに十分こたえていなかった。

  3 以前の紙面は重要な情報が簡潔にまとめて書かれていなかった。

  4 以前の紙面は読者が納得できるほど詳しく説明していなかった。

  65 ②問題になりませんとあるが、何が問題にならないのか。

  1 本を軽くするために活字が小さくなったこと

  2 眼鏡きを持っていないと少し読みにくいこと

  3 活字が大きくなって情報が少しだけ減ったこと

  4 文字が拡大されて辞書が以前より重くなったこと

  (3) 転職を考えることがときどきある。とはいっても、①それほど本本気ではない。ただ、もし別の仕事を選んでいたら、自分はどんな人生だったのかを想像してしまう。想像するだけでもけっこう楽しい。いまの仕事に大きな不満はないが、そうかといって格別面白いというわけでもない。もしこの仕事をしてみたら、自分はもっと充実するのかも、とついつい考えてしまうのだ。

  まあ、隣の芝生はよく見えると言われてしまえばそれまでだが、自分にピッタリの洋服がなかなかないように、(注1)誰しも自分だけの仕事を探しているのだろう。洋服は試着できるが、仕事に関しては、試しにちょっと、というわけにはいかない。もっとも多少働いたとしても、仕事の本質はわからないだろうが。

  昔に比べれば、われわれの職業選択の幅ははるかに拡がっている。だけどこれが②自分の仕事だと(注2)胸を張って言える人は意外と少ないのではないだろうか。

  才能があれば、と思う人がいるかもしれない。子供の頃に憧れていた野球選手とか、大学時代に憧れた映画監督になっていたら、たしかに楽しいだろう。でも、現在、私が思うのは、そんな憧れの世界ではない。たとえ平凡な才能でも、自分にピッタリの仕事を探せればよいと思っている。誰しも、自由な職業選択における自分だけの(注3)“必然”を求めているのではないだろうか。

  (梅崎修『マンガに教わる仕事学』による)

  (注1)誰しも:誰でも

  (注2)胸を張って:自信を持って

  (注3)必然:そうなって当然のこと

  66 ①それほど本気ではない理由として、本文から考えられることはどれか。

  1 いまの仕事が嫌なわけではないこと

  2 いまから転職をするのは難しいこと

  3 いまの仕事がとても充実していること

  4 いままで別の仕事をしたことがないこと

  67 ②自分の仕事とはどのような仕事か。

  1 特別な才能が必要な仕事

  2 他人がうらやましがる仕事

  3 自分に最も合っている仕事

  4 子供の頃から憧れていた仕事

  8 この文章で筆者が言いたいことは何か。

  1 職業の選択が自由になり、昔よりも自分に合った仕事を探しやすくなった。

  2 自由に仕事を選べるので、仕事の本質を理解したいと考える人が増えている。

  3 自由に仕事を選べる環境で、だれもが自分に適した仕事をしたいと考えている。

  4 職業の選択の幅が拡がったため、いまではだれでも自由に転職できるようになった。

  問題12 次AとBはそれぞれ、ノートやメモのとり方について書かれた文章である。二つの文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選んでください。

  A

  社内にばかりいると、ビジネスマンとして(注1)人脈も広がらない。そこで、セミナーや勉強会、講演会などに出かけて自己を磨いている人も多いはずだ。しかし意外と、あまりメモもとらず、「聞きっぱなし」という人も多いのではないだろうか。

  話を聞いているときは「なるほどなあ」と思っていても、それを的確にメモしてなければ、あとになって「あの話は何だったっけ」ということになる。人間は忘れやすい動物なのだ。

  では、こういうときのメモはどうすればいいか?

  基本的なことは、話の内容をいちいちすべてメモしまい、ということである。(注2)漫然と聞いて、話したことをすべてメモしていたら、(注3)核心が見えなくなる。そこで、自分の仕事やライフスタイルに関係すること、本当に興味のあることしかメモしないのである。

  (坂戸健司『メモの技術』による)

  B

  昔、ある大学者が、尋ねてきた(注4)同郷の後輩の大学生に、一字一句教授のことばをノートにとるのは(注5)愚だと訓えた。いまどきの大学で、ノートをとっている学生はいないけれども、戦前の講義といえば、一字一句ノートするのは常識であった。教授も、筆記に(注6)便なように、一句一句、ゆっくり話したものだ。 その大学者はそういう時代に、全部ノートするのは結局頭によく入らないという点に気付いていたらしい。大事な数字のほかは、ごく要点だけをノートに記入する。その方がずっとよく印象に残るというのである。 字を書いていると、そちらに気をとられて、(注7)内容がおるすになりやすい。

  (外出滋比古『思考の生理学』による)

  (注1)人脈:人のつながり

  (注2)漫然と:あまり注意しないで、なんとなく

  (注3)核心:一番大切な部分

  (注4)同郷の:同じ出身地の

  (注5)愚だ:ばかだ

  (注6)便なように:便利なように

  (注7)内容がおるすになりやすい:内容に注意が向かなくなりやすい

  69 Aは、なぜメモをとることを勧めているのか。

  1 話の内容を忘れないようにするため

  2 話の内容に集中できるようにするため

  3 話の内容に興味が持てるようにするため

  4 話の内容を聞き落とさないようにするため

  70 AとBで共通して述べられていることは何か。

  1 メモやノートに話の内容のすべては書かないほうがよい。

  2 聞いたことをすべてメモやノートに書くと記憶に残りやすい。

  3 印象に残ったことだけを後でメモやノートにまとめるとよい。

  4 メモやノートを的確にとれば話に関心が持てるようになる。

  答案:

  問題11:3 3 1 2 3 4 1 3 3 

  問題12 :1 1

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