2014年12月日语能力考二级真题读解部分02。考生们在日语备考中都会看大量资料,做大量习题来提高日语水平,可是在能力考前还是不能确定自己的掌握情况,那就让往年二级真题来帮你检测一下吧!
問題11 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよい ものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
6•(1) 以下は、これから就職する人に対して書かれた文章である。
好きなことをしてもお金にはならない、というのがふつうの考え方です。一日中ただ好きなゲームをしていてよい、などという職業はありません。でもじつは自分の「好き」をきわめる(注1)とかならずそこにだれかほかの人のニーズがあって、仕事があるということを覚えておいてください。 (中略)
いまは人びとの「好き」が多様化しつつある時代です。食べ物の好みや服の好みだけではありません。細かいライフスタイルのちがいに人びとが価値を見いだす(注2)ような時代です。カタログにないもっとちがう商品はないだろうか?これとあれの中間のサービスはないだろうか?といったぐあいです。 これまで大きな企業が機械的にマーケティング(注3)をして提供してきたような「売れる商品」「売れるサービス」では対応しきれないようなモノ、サービス。これを「ニッチ(すき間)」とよぶことがあります。いまはまさに(注4)このニッチが広がりつつある時代です。 こうしたニッチに気づくことができるのは、何かが「好き」な人です。自分の好みを突き進めていくと、そこに何かの不足を感じる。その不足がじつはほかの人も欲しがっていた何かかもしれない、というわけです。
何かを好きな人ほど、何かに不足を感じている人ほど、それを仕事に変えていくことのできる可能性があります。 (梅澤正・脇坂敦史『「働く」を考える』による)
(注1)きわめる:ここでは、徹底的に追い求める
(注2)見いだす:ここでは、認める
(注3)マーケティング:市場調査 (注4)まさに:ちょうど
1)筆者によると、いまはどのような時代か。
• 人びとがこれまで好きではなかったものにも価値を感じるようになっている。
• 人びとが自身の価値観に合ったものを探し求めるようになっている。
• 人びとのライフスタイルのちがいがわかりやすくなっている。
• 人びとがお金で買えないものを欲しがるようになっている。
2)好みを突き進めた人がニッチに気づくことができるのはなぜか。
• ほかの人より先に時代の変化を感じ取れる可能性があるから。
• ほかの人から自身が知らないことを教えてもらえる可能性があるから。
• 自身の持つ情報が、ほかの人に不足している情報かもしれないから。
• 自身の感じる不足が、ほかの人が感じる不足であるかもしれないから。
2)この文章で筆者が言いたいことは何か。
• 好みが多様化しているのでいろいろな仕事ができる。
• ほかの人が思いつかない仕事を探すほうがいい。
• 好きではない仕事でもいつか好きになる。
• 好きなことでも仕事に結びつく。
7.(2) 「きみに10億円やるから、好きなように使ってみなさい」
そう言われたら、実は困ってしまう人がけっこう多いんじゃないだろうか。
家を買って、車を買って、海外旅行して…。そんなみみっちい(注1)ことを考えていたら、10億円は使い切れない。個人が10億円使うというのは、実は大変なことである。
「10億円あったら…」といつも考えながら、夢を描いてみたらどうだろう。
といっても、10億円を手にする(注2)など想像したこともないから、最初はリアリティー(注3)を感じないだろう。しかし、じっと考えていると、心の奥底にしまっていた“①本当にやりたいこと”が見えてくるはずだ。それがあなたの夢である。
「いくら夢を描いたところで、実際には10億円も稼げないんだから仕方ない」 あなたは、そう考えるだろうか。それは違う。たしかに10億円稼ぐのは不可能かもしれない。しかし、②10億円の夢を描けば、10億円を手にすることは可能なのだ。
それは、あなたの夢に賛同する(注4)人があらわれるからだ。夢に向かっていくあなたの真摯な(注5)姿勢に賛同して「お金を出そう」と言い出す人もいるかもしれない。「一緒にやろう」と協力を申し出る人もいるかもしれない。夢とは、そのぐらい価値があり、人を動かすことができるものなのだ。
大切なのは、10億円を稼ぐ人間になることではなく、10億円分の夢を描くこと。そしてその大きい夢に見合う(注6)だけの大きい人間になっておくことである。
(山本寛斎『熱き心―寛斎の熱血語10ヵ条』による)
(注1)みみっちい:ここでは、小さい
(注2)手にする:ここでは、自分のものにする
(注3)リアリティーを感じない:現実感がない
(注4)~に賛同する:ここでは、~を理解して賛成する
(注5)真摯な:まじめで一生懸命な (注6)見合う:釣り合う
1)①“本当にやりたいこと”が見えてくるはずだとあるが、どうすれば見えてくるか。
• 10億円よりも想像しやすい金額から夢を考え始める。
• 10億円を使い切るには、どうすればいいかを考える。
• 10億円あれば実現できることを常に考える。
• 10億円を稼いだ自分の姿を想像し続ける。
2)②10億円の夢を描けば、10億円を手にすることは可能なのだとあるが、なぜか。
• 10億円の稼ぎ方を教えてくれる人があらわれるかもしれないから。
• 10億円を稼ぐための具体的な行動を起こせるかもしれないから。
• 夢を実現するうえで、誰が必要かわかるようになるかもしれないから。
• 夢の実現を助けてくれる人があらわれるかもしれないから。
3)この文章で筆者が言いたいことは何か。
• 大きい夢を描いて、その夢にふさわしい人間になることが大切だ。
• 大きい夢を描いて、努力によってその夢を実現することが大切だ。
• 大きい人間になることで、大きい夢を描くことができるようになる。
• 大きい人間になれるかどうかは、大きい夢が描けるかどうかで決まる。
8. (3) いい文章はそれを読む者に充実した時間をつくり出す。知識が人を喜ばせる必要はない。技巧(注1)が人を楽しませる必要はない。人を利口にし、快く酔わせるよりも、それを読んで本当によかったと思わせる文章を書こう。
文章にとって何よりも大事なのは、すぐれた内容としてそのまま相手に伝わることである。したがって、いい文章には「いい内容」と「いい表現」という二つの側面がある。
どれほど凝った多彩な表現が繰り広げられ(注②)ても、その奥にある内容がつまらなければ、文章全体として価値が低い。それでは、いい内容はどのようにして生まれるのだろうか。すぐれた内容を生み出す特定の手段のようなものは考えられない。小手先(注3)の技術といったものは役に立たない。自己を取り巻いて(注4)果てしなく広がる(注5)世界のどこをどう切り取るか、それをどこまでよく見、よく考え、よく味わうか、そういうほとんどその人間の生き方とも言えるものがそこにかかわっているからである。豊かな内容は深く生きることをとおして自然に湧き出る(注6)のだろう。
一方、どれほどすぐれた思考内容が頭のなかにあったとしても、それが直接人の心を打つことはできない。というよりも、言語の形をとることによって、それがすぐれた思考であることがはじめて確認できるのである。その意味で、文章表現は半ば発見であり、半ば創造である。いい内容がいい表現の形で実現し、いい文章になる。逆に言えば、すぐれたことばの姿をとおしてしか、すぐれた内容というものの存在を知ることはできないのである。
(中村明『日本語の美―書くヒント』による)
(注1)技巧:すぐれた表現技術
(注2)繰り広げる:ここでは、次々に使う
(注3)小手先の:ここでは、その時だけのちょっとした
(注4)自分を取り巻く:ここでは、自分の周りにある
(注5)果てしなく広がる:ここでは、どこまでも広がる (注6)湧き出る:生まれ出る
1)筆者は、読者のためにどのような文章を書けばよいと考えているか。
• 読んだ後に満足感が得られるもの。
• 読んだ後に利口になった気分になるもの。
• 時間をつくってでも読みたくなるもの。
• 表現が凝っていて読みごたえがあるもの。
2)筆者によると、いい内容はどうすることで生まれるか。
• さまざまな人間の生き方を知ることで。
• 世界中のことを広く知ることで。
• 人生を深く生きることで。
• 深い知識を得ることで。
3)内容と表現の関係について、筆者はどのように述べているか。
• いい表現であれば、どのような内容でも人の心を打つ。
• いい表現の形をとることで、いい内容が人に伝わる。
• いい表現を創造することで、さらにいい内容になる。
• いい表現は、すぐれた内容であれば自然に生まれる。
問題12 次のAとB の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいもの を、1・2・3・4から一つ選びなさい。
9.
A 「新入社員をしかったら会社に来なくなってしまった。」「若い社員のしかり方がわからない。」こんなベテラン社員の悩みを聞くことが多くなった。今の若者は親から大事に扱われ、しかられた経験がほとんどないまま大人になってしまった。上司からしかられると、ショックに耐えられない、なぜしかられたのかわからないと言う若者が多い。
しかし、共に会社の一員であり、上司には部下を育てる義務がある。時にはしかることも必要だ。人間はミスをするものなのだから、いつも褒められてばかりなんてことはない。誰にでも、しかられて初めて誤りに気づいたという経験があるはずだ。人間はそれをきっかけに成長するものだ。
B 部下のミスを指摘するのは上司の務めだ。しかし、それは必ずしも部下をしかることではない。確かに、しかれば部下は自身の失敗に気づく。だが一方で、部下は上司を恐れるだけで、なぜ失敗したのか、どうすれば同じミスをせずに済むかを落ち着いて分析することができない。最近の若い社員はしかられた経験が乏しいため、しかられると自分が否定されたと感じてやる気を失ってしまう者もいる。
そういう場合には、上司はしかる代わりに「どうしたんだ。君らしくもない。」と穏やかに言うのはどうだろうか。こう言えば相手を認めつつ、失敗した事実をわからせることができる。これなら部下も現実を受け入れることができ、その原因を考えるはずだ。
1)AとBが共通して取り上げているのはどのような若者か。
• しかられても気にしない若者。
• しかられることに慣れていない若者。
• しかられることを避けようとする若者。
• しかられたことを認めようとしない若者。
2)部下が失敗したときの上司の対応について、AとBはどのように述べているか。
• AもBも、部下がやる気を失わないように、あまりしからないほうがいいと述べている。
• AもBも、しかることも必要だが、失敗の原因を考えさせることがより重要だと述べている。
• Aはしかることで失敗に気づかせることが大切だと述べ、Bはしからずに部下に失敗の原因を考えさせるのがいいと述べている。
• Aはしかることで成長を促すことが重要だと述べ、Bはあえて失敗を指摘する必要はなく、部下を信頼して任せるべきだと述べている。
答案:
問題11:2 4 4 3 4 1 1 3 2
問題12 :2 3
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