日语学习者,阅读和翻译它,无疑是了解日本、提高自己日语水平的大好方法。
《天声人语》是日本权威报纸《朝日新闻》编辑部集体撰写的时事类短文,内容涉及日本社会的所有方面。对于実りの季節に、こんな詩句が思い浮かぶ。〈秋になると/果物はなにもかも忘れてしまつて/うつとりと実(み)のつてゆくらしい〉。八木重吉の「果物」の全文である。そうした果物のひとつリンゴの甘みに、温暖化が一役買っているという記事が、少し前の本紙に載っていた
在此硕果累累的季节,脑海里浮现出了一首诗句,<一到秋天/果子便忘记了一切/陶醉于成熟的喜悦间>。这是八木重吉的那首“果子”的全文。稍早前的本报上刊登过一篇报道称地球温暖化为其中之一苹果的甜度起到了一定作用。
▼代表的な品種「ふじ」の長野県産の場合、30年間で酸の含有量が15%減り、糖度が5%増えた。この間に産地の平均気温は1度ほど上昇していて、その影響なのだという
▼就拿其代表品种长野县出产的“富士”来说吧,这30年间,其中含有的酸度降低了15%,甜度增加了5%。据查这期间该产地的平均气温上升了1度,肯定是受到了这一状况的影响。
▼甘く熟れたリンゴには頬がゆるむ。けれど地球温暖化の実情と将来の予測を聞けば、そうも言っていられない。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の6年ぶりの報告は、甘い楽観を吹き飛ばす
▼熟透了的甘甜苹果当然是令人眉开眼笑,可是,一旦听说到地球温暖化的实情和对于简来的预测你就不会这么说了。联合国政府间关于气候变动专门委员会时隔6年发表的一份报告把我们盲目乐观思想一扫而光。
▼平均気温の上昇は、今世紀末の最大予測が4・8度だという。そうなれば果物も、夢見心地で太ることはできまい。海面は上昇して低地は水没し、異常気象が人を襲う。高温障害など農業の被害も小さかろうはずがない
▼据说,关于平均气温上升问题,预测到本世纪末约为4.8度。若果真如此的话,水果也就绝不可能达到令人欣喜的硕大程度了。海面的上升将淹没较低的田地,异常的气候将对人类造成伤害,高温妨碍等农业灾害恐怕也绝小不了。
▼地球をリンゴにたとえれば、皮のような大気に球体が包まれているイメージだ。温室効果で悪玉視される二酸化炭素だが、もしゼロなら、地球の平均気温は零下18度ぐらいに下がってしまうそうだ。微妙なバランスに守られて、多彩な生命も、人間の文明も、今ここにある
▼若将地球例举为一个苹果,那么,展现在眼前的形象就是,如其果皮一般的大气层包裹着球体本身。在温室效应的作用下被视作恶魔的二氧化碳如果为零的话,地球平均气温据说将下降到零下18度左右。在这微妙的平衡保护下,多彩的生命和人类的文明才会存在到今天。
▼一昨日の報告は、温暖化は人間の活動の影響だとほぼ断定している。皮が損なわれれば果実は傷(いた)む。地球も同じではないか。二つとはない星の、壊れやすさへの想像力がいよいよ欠かせない。
▼前天有一份报告断定,温暖化是人类活动影响的结果。如果果皮一旦遭到损坏必将伤及其果实,地球不也一样吗?对于这颗仅有星球以及其脆弱性的想象力已到了不可或缺的时候了。
以上就是日语学习资料:天声人语之地球家园亟需呵护的相关介绍,如果能将《天声人语》不费力地读懂,读其他的文章也应当没有太大的困难哦!希望通过对《天声人语》的文章解读,一方面可以提高日语学习者的日语读解能力,同时也可以达到多方面了解日本的目的。
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