《天声人语》是日本权威报纸《朝日新闻》编辑部集体撰写的时事类短文,内容涉及日本社会的所有方面。对于日语学习者,阅读和翻译它,无疑是了解日本、提高自己日语水平的大好方法。
日本に近づく台風の進み具合は、小川に浮かべた笹舟(ささぶね)に似ている。初めは岸辺をうろうろ漂っているが、流れに乗ると、あっと言う間に下っていく。川の流れにあたるのが偏西風だ。とりわけ秋の台風は、いきなり動きを速めて駆け抜ける
临近日本的台风,其行进状况犹如漂浮在小河上的一片苇叶舟。一开始只是漂浮在岸边晃悠,可一旦顺入急流,转瞬间便随流急下。这次的所谓急流便是这偏西风。总之,秋天的台风行进迅速一扫而过。
▼典型的な26号が通り過ぎたあと、伊豆大島(東京都大島町)に深い傷が残された。記録的な大雨をもたらし、土石流が走って住宅を埋めた。死者は10人を超え、多くの行方が分かっていない
▼这场典型的26号台风过去之后,给伊豆大岛(东京都大岛町)留下了极深的累累伤痕。它带来了创纪录的暴雨,凶猛的泥石流掩埋了民房,死者超过了10人,更多人去向不明。
▼御神火様(ごじんかさま)と呼ばれる三原山が煙を吐く火山島である。27年前には噴火で全住民が島外へ避難した。いわば「地異の島」として防災には気を使っていたはずが、昨日は避難勧告が出ていなかったという。「天変」には油断があったのだろうか
▼被称为神火老爷的三原山是一座冒着烟雾的火山岛,因为27年前的那场火山喷发,全岛居民都迁出岛外避难。说起来,作为“地异之岛”理应对于防灾格外用心,可是听说昨天竟然未发布避难劝告。不知道是不是因为对于“天变”疏忽大意了。
▼この夏から気象庁が始めた特別警報も出なかった。異常な雨量を記録したのに、目安となる「県単位の広がり」がないなどで見送られたそうだ。特別警報は自治体に住民への周知を義務づけている。杓子定規(しゃくしじょうぎ)な運用では、せっかく造った仏に魂が入らない
▼同时,也未发布气象厅颁布的从今夏开始执行的特别警报。据说,虽然雨量创纪录,可尚未达到“遍布以县为单位”的程度,因此未采取对策。特别警报作为自治体的一项义务是必须告知居民的。落而不实的执行方式等同于好容易建造了一尊佛像却未能装入灵魂。
▼滞留の長い鈍足台風も厄介だが、急にギアが入る秋台風は対策が後手に回りがちだ。気象や防災関係者の戒めだと聞く。その轍(てつ)を踏みはしなかったか。被災地に広がる台風一過の空がつらい
▼滞留时间长行进缓慢的台风固然麻烦,而对于开足马力的秋台风往往容易陷入被动。这一点是气象及防灾方面的相关人员引以为戒的条律。不知道是否有未走上正轨之谦。望着台风过后的灾区上空,心里还真不是滋味。
▼天衣無縫(てんいむほう)をもじった「天威無法」なる創作四字熟語を前に小欄で紹介した。竜巻、猛暑、豪雨、台風と続く今年はその感がひとしおだ。早めに逃げて、空振りなら喜ぶぐらいの防災文化を、役所も私たちも創り合いたい。
▼敝栏目之前曾经介绍过谐天衣无缝之音创造的新四字熟语“天威无法”。龙卷风、酷暑、暴雨及台风接连不断的今年这一感觉尤为深刻。真心希望行政部门与我们一道,创建一种尽早避险,为防患于未然而欣喜的防灾文化。
以上就是日语学习资料:天声人语之台风过后满目疮痍的相关介绍,如果能将《天声人语》不费力地读懂,读其他的文章也应当没有太大的困难哦!希望通过对《天声人语》的文章解读,一方面可以提高日语学习者的日语读解能力,同时也可以达到多方面了解日本的目的。
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