《天声人语》是日本权威报纸《朝日新闻》编辑部集体撰写的时事类短文,内容涉及日本社会的所有方面。对于日语学习者,阅读和翻译它,无疑是了解日本、提高自己日语水平的大好方法。
年に4回の季刊誌には、世の中の多忙に追われぬ落ち着きがある。鎌倉市にあるかまくら春秋社が発行する「詩とファンタジー」をいつも楽しみにしていた。だが、明日発売の24号は少し切ない。創刊以来の責任編集者だったやなせたかしさんの、遺言のような詩が載る
一年发行4次的季刊具有一种沉着,它不受世间忙碌纷乱的驱使。位于镰仓市的镰仓春秋社发行的“诗歌与幻想”就是一份让我期待的杂志,不过,明天即将发行的第24期多少有些悲凉。因为其中刊载了一篇自创刊以来一直担任主编的柳赖崇先生的诗歌作品,近似遗言。
▼94歳で亡くなったやなせさんは遅咲きの人だった。「アンパンマン」を生んだのは50代も半ばになってから。売れなかった時代は「一寸先は光」という言葉を心の杖にしたそうだ。一寸先が闇でなくて光なのは、人を励ます作風に通じている
▼94岁故世的柳赖先生可算是一位大器晚成者,因为其成名作“面包人”诞生的时候先生已是50多岁了。在此前作品销路不畅的年代,据说是“眼前就有光明”这句话成为了他的精神支柱。眼前并非黑暗,而是光明的理念与其给人以勉励的作风息息相关。
▼高知で育った子ども時代、出かけた帰りに電車賃を落とした。遠路を歩いてへとへとになったとき、知り合いのおじさんにあんパンをもらって元気が出た。ひもじい人に顔をちぎって食べさせるヒーローは、そんな思い出が下敷きにあった
▼在他生活于高知的童年时代,有一次外出回家的路上丢失了坐城铁的钱,没办法只得走老远的路累得精疲力尽地往家赶。就在此时,一个认识的大叔给他买了一个豆沙面包,使他有了力气。揪下自己脸上的肉让那些饥肠辘辘者吃的主人公,就是以那次经历的回忆为基础而创造的。
▼アンパンマンは相手を一方的にやっつけはしない。絶対の正義などないという持論は、先の戦争での出征体験による。声高な正義はうそ臭い。本当の強さとは優しさだと、物語は気づかせてくれる
▼面包人并不会单方面地强加于人,并非绝对正义的一贯认知源于曾经出征过之前那场战争的经历。故事告诉我们,大声疾呼的所谓正义其实就是臭狗屎,真正的强大是和蔼可亲。
▼漫画家ながら詩もつくり、詩集と名のつく本を何十冊も出した。季刊誌には、「ところであなたは?」という問いかけで終わる巻頭の詩をいつも載せていた
▼虽然只是个漫画家,却也经常写诗,以诗集为名的作品已发行了几十册之多。季刊里总是刊印着以“你在哪?”的询问为结尾的开卷诗。
▼絵筆ひとつで童心と行き交い、老いていっそう輝きを放った。3・11の後は病気を押して子らを勇気づけた。「かっこ良くない正義のヒーロー」を生んだ人の生き方を見て思う。かっこ良いとは、こういうことを言うのだろうと。
▼仅用一支铅笔就能与童心进行交流,步入老年之后更显得光芒四射。3•11之后不顾自身疾病为增添孩子们的勇气到处奔走。看着这位“外边并不起眼却一身正义的英雄”之父,其人生经历使我想到了很多,所谓形象高大,恐怕就是指所讲述的这些吧。
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