《天声人语》是日本权威报纸《朝日新闻》编辑部集体撰写的时事类短文,内容涉及日本社会的所有方面。对于日语学习者,阅读和翻译它,无疑是了解日本、提高自己日语水平的大好方法。
プレーでミスをする。観衆の漏らしたため息が会場内に大きく響く。これにテニスのクルム伊達公子選手が抗議した。「もうため息ばっかり!」。少し前に話題になった
比赛中出现失误,观众发出的大声叹息在赛场上回响。对此,网球手Kurumm伊达公子提出了抗议,“这叹息声也太过分了!”。这件事成了前不久的一大话题。
「重苦しい雰囲気で、エネルギーを吸い取られてしまう」というのが伊達さんの主張だ。プロの態度としてはいかがかという声もあった。しかし、ため息が発する負のパワーというものは侮れない。ため息は命を削る鉋かな、という
伊达女士认为,“能量全都被这沉重压抑的氛围吸取走了!”;可也有人声称,作为职业球手,你这态度合适吗?然而,有一点是明确的,这就是叹息所散发的负面效能不容小觑。有人说,叹息就像是一把刨削生命的刨子。
♪酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ……。憂鬱ばかりではない。疲れや困惑、怒りや失望も引き金になる。先生や上司に面と向かってため息をつかれ、深く傷ついた経験を持つ人は多いだろう
♪酒啊,你究竟是眼泪?还是叹息?你是心灵忧伤的垃圾箱······当然并不全都是忧郁,它也是疲惫及困惑、愤怒及失望的导火索。恐怕很多人都有过这样的经历,当你站在老师及上司面前,他们的一声叹息却对你造成了很深的伤害。
場が暗くなり、空気が澱む。周りの人を萎えさせ、伸びやかさや快活さを奪う。だから、子どもの前では漏らさないと決めている母親がいる。部下のいる職場では固く封印するという上役もいる
场面一下子黯淡了下来,空气似乎凝固了,氛围使得四周在场的人们精神萎靡,并夺走了他们的轻松与快乐。因此,有的母亲下定决心不能在孩子面前叹息,也有的上级领导在有部下存在的职场会死死地封住自己的嘴。
JR北海道の不祥事がとどまるところを知らない。今度はレール幅の異常な数値をごまかしていたことが発覚した。この会社に限らず、自浄作用の働かない組織の姿を見ると、つい想像してしまう。質(たち)の悪いため息が内部に満ち満ち、みんなの士気を蝕んでしまっているのだろうな、と
不知道JR北海道的事故丑闻将何时平息,这一次发现了他们在轨宽异常的数据上造假。不仅仅是这家公司,只要看到那些自律作用毫无功效的组织形象你就会自然而然地想象得到,他们内部注定到处充满了严重的叹息声,并且,大家的士气也因此而被吞噬的所剩无几。
もちろん心身に良く効くため息もある。美しいものを見た時や湯船につかった時の「はあー」は快い。『老人力』の赤瀬川原平(あかせがわげんぺい)さんは実際の疲れ以上にため息をつくのだという。〈そうすると溜息が疲れを追い抜いていく〉。達人の域である。
当然,也有有益于身心的叹息。例如看到了一件美好事物的时候,或泡入了热乎乎的澡盆里的时候,那一声“哈······”是何等的快活惬意。《老人力》一书的作者赤濑川原平先生认为发出叹息往往是在比实际疲惫程度更严重的情况之下,〈如此一来,叹息起到了将疲惫驱逐出身体的作用〉,这真是达人的境界啊!
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