《天声人语》是日本权威报纸《朝日新闻》编辑部集体撰写的时事类短文,内容涉及日本社会的所有方面。对于日语学习者,阅读和翻译它,无疑是了解日本、提高自己日语水平的大好方法。
自由と民主主義の国と仰がれるアメリカの、恥部といえるのが人種差別である。遠い昔の話ではない。1960年代になっても白人と黒人を厳しく隔てる差別が南部にあった。通う学校から飲食店、水飲み場、バスの座席もベンチも二分され、結婚も禁じられていた
美国被赞誉为自由和民主主义国家,它也有黑暗的一面,这就是种族歧视。这并非是发生在遥远过去的事。即便是到了1960年代,南部还发生过白人和黑人严重隔阂的歧视。从上的学校、餐饮店、饮水区到公共汽车上的座位及街边长椅都被区分使用,结婚更是被严格禁止。
「神が黒人を罰するために、白人とは違う姿にお造りになった」と言う州知事さえいた。そうした抑圧の時代、雲間から差す光のように降りてきた言葉が「私には夢がある……」だった。キング牧師の歴史的な演説から、今日で50年になる
甚至还有的州知事狂妄地称,“上帝就是为了惩罚黑人才给他们打造了与白人不同的形象”在那充满这一系列压迫的时代,有一句话犹如从密布的乌云间射入的一缕阳光,“我有一个梦想······”牧师马丁·路德·金的那场著名的演说到今天正好50周年。
「私には夢がある。いつの日か、あのジョージアの赤い丘の上で、かつての奴隷の息子と、かつての奴隷所有者の息子とが同じテーブルに座れる日の来ることを……」。言葉の力と輝きを、ここまで高めた演説はまれだ
“我有一个梦想,但愿有那么一天,在那乔治亚的红色山岗上,曾经为奴隶的儿子与曾经为奴隶主的儿子能够坐在同一张桌旁······”我们很少能够听到将语言的力量与光芒增强到如此程度的演说。
黒人が対等の権利を求める公民権運動に、保守的な白人は憎悪を露わにした。南部アラバマ州にある記念碑には運動に関連して殺された人々の名が刻まれている。のちに凶弾に倒れたキング牧師の名もある
面对黑人要求平等权利的民权运动,保守派白人的厌恶暴露无遗。南部阿拉巴马州的一座纪念碑上镌刻着很多因为参与此运动而惨遭杀害的人们的名字,其中就有日后倒在暗杀子弹下的金牧师的名字。
時は流れて「夢」は今なお道半ばだ。法や制度は勝ち取ったが、有形無形の差別は残る。皮肉なことに、法的平等ゆえに、貧しさを個々の黒人の責任に帰する不寛容を、アメリカ社会は強めてきたように思われる
时光流逝,“梦想”却仍徜徉于半路之上。尽管在法律及制度方面取得了胜利,可是仍然存在着各种有形无形的歧视。具有讽刺意义的是,他们以法律的平等为由,将贫穷归咎于每个黑人的责任,美国社会一直在强化着这种对黑人的苛求。
「私には夢がある」は誰に限らず、苦境にある者の松明となって燃え続けるだろう。演説原稿にはなかった即興として口からほとばしり出たそうだ。思えば現代史上の、大いなる遺産である。
“我有一个梦想”如同一枚火把,它将继续照亮深陷困境者的前程而不分任何种族。据说,这是一句即兴的呐喊,原稿中并不存在。如此看来,它已成为近代史上的一大遗产。
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