A
①バイオエタノールを混合したガソリンの試験販売がスタートする。10年度までに全国で販売される予定だ。地球温暖化対策の一環だが、問題もある。トウモロコシやサトウキビなどの植物は二酸化炭素(CO2)を吸収して成長する。こうした植物を原料としたエタノールなどバイオ燃料を燃焼させても、そこから出るCO2は京都議定書で定めた削減対象とはならない。
政府は、10年度に原油換算で50万キロリットルのバイオ燃料を輸出用に導入する計画だ。このうち21万キロリットルを石油業者が供給することになっている。
バイオエタノールを混合したガソリンは沖縄などで利用が始まっているが、27日からは首都圏の50ヶ所のスタンドで試験販売がスタートする。 10年度にはガソリン販売の2割がバイオガソリンになるという。
(毎日新聞2007年4月27日)
B
植物から作った①バイオエタノールを混ぜたガソリンの試験販売が連休前の27日から首都圏50ヵ所のガソリンスタンドで始まった。石油資源の逼迫と地球温暖化問題に対応するための方策だ。大気中の二酸化炭素を増やさないバイオエタノールは、世界で生産・利用が始まっている。首都圏への導入は、環境新時代の潮流が日本にも押し寄せてきたことを実感させる出来事だ。(中略)
バイオエタノールの利用は世界的な潮流だが、留意しなければならない点もある。原料がトウモロコシなどに偏りすぎると、食糧価格の高騰や食糧不足などを招く可能性があることだ。バイオ燃料が普及する一方で、途上国での飢餓が拡大しかねない。あってはならないことである。
(産経新聞2007年4月28日)
1、AとBのどちらの記事にも触れられている内容はどれか。
1 原料であるトウモロコシなどの植物が二酸化炭素を吸収して成長すること。
2 バイオ燃料の販売は、地球温暖化問題に対応するための方策であるということ。
3 原料が偏ると、食糧価格の高騰や食糧不足を招きかねないということ。
4 バイオ燃料を燃焼させて出たCO2は、京都議定書で定めた削減対象とならないということ。
答案:选2
解析:选项1只在A的第二行末尾「トウモロコシやサトウキビなどの植物は二酸化炭素(CO2)を吸収して成長する」中提及;选项2在A的第二行「地球温暖化対策の一環だが」和B的第二行后半部分「地球温暖化問題に対するための方策だ」中提及;选项3只在B的第二段第二行「原料がトウモロコシなどに~可能性があることだ」中提及;选项4只在A的第三行后半部「こうした植物を~削減対象とはならない」中提及。
2、バイオ燃料利用の留意点について、AとBはどのような立場をとっているか。
1 AもBも、ともに明確に記していない。
2 AもBも、ともに明確に記している。
3 Aは批判的であるが、Bは明確に述べていない。
4 Bは明確に述べているが、Aは明確にしていない。正确答案: 4 Bは明確に述べているが、Aは明確にしていない。
解释:选4
解析:根据B的第二段第一行「留意しなければならない点もある」的内容可以知道,其明确地阐述了使用生物燃料的益处,但是A并没有明确的叙述,因此选项4是正确答案。
3、①バイオエタノールに関する説明として正しいものを一つ選びなさい。
l バイオエタノールを混ぜたガソリンの販売が全国で一斉に始まった。
2 バイオエタノ-ルの利用はすでに世界的にも定着している。
3 バイオエタノールの利用は原料を多様化しないと、途上国の食糧確保に悪影響が出る恐れがある。
4 バイオエタノールの利用は地球温暖化の対策として大いに役立つから、もっと積極的に普及させるべきだ。
正确答案: 3 バイオエタノールの利用は原料を多様化しないと、途上国の食糧確保に悪影響が出る恐れがある。
解释:选3
解析:根据A的第二段中「10年度まで全国で販売される予定だ」可以知道这是当时对于2010年的预测,同时B的第二行「首都圏50カ所のガソリンスタンドで初めった」是明确发表的事项,因此选项1是错误的;根据B的第三行「バイオエタノールは、世界で生産・利用が始まっている」可以知道,目前仍处于开始阶段,还不能说被全世界所接受;根据B的第二段第二行「原料がトウモロコシなどに~可能性があることだ」可以知道,选项3是正确答案;由于使用生物燃料只是作者列举的实例,并不是笔者的主张,因此选项4是错误的。
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