日语学习者,阅读和翻译它,无疑是了解日本、提高自己日语水平的大好方法。
《天声人语》是日本权威报纸《朝日新闻》编辑部集体撰写的时事类短文,内容涉及日本社会的所有方面。对于四重奏といえばうるわしい旋律を思い浮かべるが、「死の四重奏」というのもある。高血圧に糖尿病、高脂血症、肥満の四つが重なると、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)を起こしやすい。中でも高血圧は日本人に多く、その数は約4千万人にのぼる
说到四重奏,我们的脑海里一定会浮现出它那美妙的旋律,可是,还有一种“死亡四重奏”呢,你听说过吗?这就是高血压以及糖尿病、高脂血症和肥胖四项。它们极易引发脑卒中及心肌梗塞,其中的高血压也是日本人罹患较多的病症,患者数量高达4千万人。
▼日本は以前、脳卒中による死亡率が世界一高い国だった。今も欧米より高いという。そこへ「脳卒中などを防ぐ効果が高い」とうたう高血圧治療薬があれば頼りたくもなる。そのうたい文句が、あろうことか偽りだった
▼以前,日本是世界上脑卒中死亡率最高的国家,即便在当今据说仍高于欧美国家。这种情况下,如果有一种标榜为“预防脑卒中等疾病效果极好”的高血压治疗用药那真是求之不得的。其实,这种药所标榜的是完全不可能实现的虚假内容。
▼かいつまんで言えばこうなる。臨床研究の不正で虚偽の論文が作られた。論文をもとに会社側は、血圧を下げるほかにも脳卒中や狭心症を防ぐ効果が期待できると宣伝した。そして国内で年間に1千億円超を売り上げていた。「ディオバン」という薬である
▼简要地说,即采用临床研究获得的不准确数据制作了一份虚假的论文。制药公司以论文为基础大肆宣传称该药品除了降血压之外还具有预防脑卒中和心绞痛等病症的令人期待的效果,仅在国内,一年的销售额就超过1千亿日元。该药品的名称是“dioban”。
▼飲んでいた人は収まらぬ心地だろう。米国のある作家が、「奇跡の薬とは、効能書きにうたってある通りに効く薬のこと」ときつい皮肉を言っていたのを前に紹介した。そんな言葉も思い浮かぶ、ゆゆしき背信である
▼恐怕服用此药品的人心里一定不能接受。我们在之前曾经介绍过,美国有一个作家尖刻地讽刺说“所谓奇迹般的药品,就是只停留在功效介绍书中所标榜程度的药品”如此的背信弃义,不得不让我们回想起作家当年的这段话。
▼製薬会社などの研究室で生まれた化合物が、薬と承認されてデビューする成功率は約3万分の1という。針の穴を通り、年間売り上げが1千億円を超す新薬は、大型爆弾を意味する「ブロックバスター」と称揚されて巨利の源となる
▼这种诞生于制药公司等研究室的化合物被作为药品获得承认并问世后,据说其成功率仅约为3万分之1。犹如通过针眼一般的疗效却创下年销售额过千亿日元的这种新药被宣扬为具有大型炸弹意味的“颠覆性新药(Blockbuster drug)”,是巨额利润的来源。
▼巨費を投じる開発など、薬を巡るもろもろは外から見えにくい。今回きりのことなのか。氷山の一角ではないのか。信頼を揺るがす不正に、うやむやに幕を引かれては困る。
▼投入了巨额费用进行开发等有关药物的很多情况是我们外界很难看清的。这一次究竟是仅此一例呢?还是仅为冰山一角?倘若随着这一次动摇着诚信度的糗事的曝光,一系列的内幕不断地被拉开的话,这便如何是好啊!
以上就是日语学习资料:天声人语之欺骗患者牟取暴利 的相关介绍,如果能将《天声人语》不费力地读懂,读其他的文章也应当没有太大的困难哦!希望通过对《天声人语》的文章解读,一方面可以提高日语学习者的日语读解能力,同时也可以达到多方面了解日本的目的。
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