日语学习者,阅读和翻译它,无疑是了解日本、提高自己日语水平的大好方法。
《天声人语》是日本权威报纸《朝日新闻》编辑部集体撰写的时事类短文,内容涉及日本社会的所有方面。对于昨年12月に亡くなった漫画家の中沢啓治(なかざわけいじ)さんに、あるとき手紙が届いた。『はだしのゲン』を読んだ小学生の母親からだった。息子がトイレに一人で行けなくなった、と。中沢さんの書いた返事がいい
去年12月辞世的漫画家中泽启治先生处曾收到过一封来信,是一位阅读了“赤脚的原”小学生的母亲寄来的。信中说,看了此书后儿子一个人都不敢上厕所了。中泽先生写给她的回信则十分精彩。
▼「息子さんは、すばらしい感受性の持ち主です。ほめてやってください」。昨夏、本紙のインタビューで語った話だ。代表作で描いた原爆の悲惨さが児童に伝わったと知って、うれしくなったのだろう
▼“您的儿子是个感悟性很强的人,你要多褒奖他”这段往事是在去年夏天接受本报采访时谈到的。之所以喜悦之情溢于言表,恐怕是因为觉得自己的代表作所描绘的遭受原子弹爆炸后的惨状已成功地传达给了孩子们的缘故吧。
▼ゲンは中沢さん自身の被爆体験をもとにしているが、広島で当時、実際に目の当たりにした光景は、作品での表現よりはるかに酷(むご)いものだった。絵は子ども向けに抑えて描いたという。それでも時に「残酷すぎる」と言われたと述懐している
▼原是一个以中泽先生自身遭受原子弹爆炸的经历为原型的人物。他谈到,其实当时在广岛所看到的实际情况远比作品的表现更为凄惨。因为考虑到这些插图是面对儿童的,所以还有所收敛控制,可即便如此,还是时不时地听到“过于残酷”的评论。
▼この海外にも知られた名作を、子どもたちが自由に読むことができなくなった。松江市内の市立小中学校の図書館でのことである。旧日本軍がアジアの人々の首を切り落としたりする場面があり、暴力描写が過激だと市教委が判断したという
▼这部声震海外的名作,今后孩子们将不能再自由阅读了。覆盖面为松江市内所有公立中小学图书馆,据说,原因是书中有旧日本军人斩首亚洲百姓的血腥场面,市教委认为暴力描写过激。
▼市議会への陳情が発端らしい。ゲンが「間違った歴史認識」を子どもに植え付けるから、撤去すべしという内容だった。さすがにそこまではしなかったが、最近まで好きに触れることのできたものがなぜ突如、駄目となるのか。解せない話だ
▼此事的起因缘于向市议会提交的一份陈述,说是原涉嫌在孩子身上植入“错误历史认知”,应该予以撤除。虽然并未刻意思考过,但总觉得不至于这么严重,对于这么一个此前一直很受欢迎并能够接受的读物,为什么突然被认为不行了呢?真是百思不得其解。
▼地獄図のような場面を見れば、だれしも恐怖を感じ、戦慄(せんりつ)を覚える。しかし、そんな経験から戦争の恐ろしさ、罪深さを思い知る。子どもの感じる力や考える力を、中沢さんのようにもっと信じてはどうか。
▼看到这地狱般的画面谁都会因为恐惧而震惊,而且,通过这一经历能够加深对战争的可怕及罪孽深重的理解。难道我们就不能像中泽先生那样相信孩子们的感悟能力和思考能力吗?
以上就是日语学习资料:天声人语之思辨能力应该相信 的相关介绍,如果能将《天声人语》不费力地读懂,读其他的文章也应当没有太大的困难哦!希望通过对《天声人语》的文章解读,一方面可以提高日语学习者的日语读解能力,同时也可以达到多方面了解日本的目的。
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