きょうから8月。この上旬に没後50年を迎える有名故人が何人かいると、物知りの同僚に教わった。まず5日があのマリリン・モンロー。8日は民俗学の柳田国男。そして9日はドイツの作家ヘルマン・ヘッセの命日なのだという
▼从今天开始进入8月。一位学识丰富的同事告诉我,有好几位知名人士将在本月上旬迎来逝世50周年纪念。首先5日是玛丽莲・梦露。8日是民俗学家柳田国男。接着9日是德国作家赫尔曼・黑塞的逝世纪念日。
▼おお、ヘルマン・ヘッセ――。懐かしい名前はかつて、青春前期の必読書の響きがあった。「車輪の下」「郷愁」「春の嵐」……。ヘッセを読んだことを多感な時期のささやかな記念にしている人もいよう。読書感想文の定番でもあった
▼哇,家赫尔曼・黑塞耶。这个难忘的名字,曾经在青春启蒙读物中反响强烈。《车轮下》《乡愁》《春之岚》……都是脍炙人口的作品。想必有很多人,都把阅读黑塞的作品当作是自己多愁善感年纪时的纪念吧。甚至是写读后感的必备文章。
▼この季節に思い出すのは「青春は美(うる)わし」という短編だ。夏休み、ふるさとに帰った青年が父母や弟妹とひと夏をすごす。昔恋した少女に再会するが愛は実らない。休暇は終わり、青年は夜空に上がる花火を汽車から眺めて故郷を去っていく。詩情ただよう物語である
▼这个季节容易想起短篇小说《美好青春》中的情节。放暑假了,回到家乡的青年和父母弟妹度过了一个美好的夏天。尽管和昔日的恋人重逢却没有收获爱情。在假期结束的时候,青年从火车上眺望着夜空中绽放的焰火,离开了故乡。这个一个饱含着诗情画意的故事。
▼流れるように過ぎる夏。青年は言う。「休暇といえば、いつだって前半の方が長いものである」。昔に読んで傍線を引いた覚えがあるのは、宿題をためる癖のゆえだったろう。8月に入ると、もう夏休みの逃げ足は速い
▼时光飞逝的夏日。青年说。“说到假期,总感觉前半段要长一些”。我记得自己曾经用线标出过这句话,大概是当时自己有拖着不写作业的坏毛病吧。一到8月,暑假结束的步伐就加快了。
▼月刊の文芸春秋が以前、宿題のやり方をタイプに分けていた。先行逃げ切り型は、7月中に全部終わらせて後は左うちわ。まくり型は、尻に火がついてから大車輪。他にコツコツ積み立て型、不提出型というのもあった
▼文艺春秋的月刊曾经将暑期完成作业的方法进行了分类。提前行动派在7月中就会把作业全部搞定,之后每天都优哉游哉的。而得过且过派则是到了火烧眉毛的时候才开始快马加鞭。此外,还有踏实苦干派和不交作业派。
▼最後のは除いて、どのタイプにせよ、よく遊んで、よく学ぶ夏休みがいい。夏だけではなく、青春の逃げ足もまた速い。そんなふうに文豪ヘッセは説いている。
▼除去最后一派,无论你是哪一派,只要是能尽情地玩尽情地学习,这样的暑假都是有益的。大文豪黑塞告诫我们:不仅是暑假,青春的消逝同样很快。
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